Multi-lingual translator

お知らせ

お知らせ
2024/04/07 鳥海山(7/26~7/29)の募集を締め切りました

2015年12月5日

山登りとダイエット

女性の皆さんには、興味津々のテーマですね。
どらは登山を始めて、半年で73kgから61kgへと、12kg体重が減りました。
まあ、3年前は「小太り・短足(短足は関係ないか^^)の体型でした。
以前に所属していた山の会に初めて参加した時に、同行の女性陣から、
「キャイ~ンの天野みたい・・・」と厳しい突っ込みを受け、内心ショック!
顔は笑ってましたが、心の中はズタズタ(大げさです^^;)
ちなみにその会の女性陣の突っ込み、まったく容赦がない(笑)


さて、一念奮起したわけではないのですが、月3日ペースで登っていたら、
気が付いたら、半年で12kg減となった次第です。
下山後の「ビールとつまみ」を欠かさないにもかかわらずですよ^^b
山に登っても下山後の反省会で、体重が減らないなんて愚痴!
よく聞きますからね^^;
どらはもともと、大学生の頃の体重は48kgと超軽量でガリガリ!
ということは、かなりの体脂肪がついていることになるので、
減らしやすかったのだと、勝手に解釈していました。
ところが最近、減量の最新科学の解説を見ていて、
あることに気づいたのです。
「原因はこれかぁ~」と思わず叫びました。

 体脂肪を燃焼させる仕組み 
減量とは、体内に蓄積された脂肪を消費すること。
要は、脂肪酸を燃焼させることです。
少し難しくなりますが、化学式を絵にすると・・・
この絵を見ていると、気づくことがあります。
最初に食事(糖質)を摂りすぎると、その分解が優先されるため、
体内の脂肪燃焼の開始が遅れるようです。
どらの場合、朝食を食べないままの小腹が空いた状態で登山開始。
途中で行動食補給というスタイルです。
結果的に、早い段階で体脂肪燃焼のパターンに入っていたようです。

次に燃焼のための酸素は、有酸素運動でしか得ることができません。
楽々ペースでは、有酸素運動にならず、体脂肪燃焼の仕組みが
発動しません。
この化学式の仕組みはβ回路という働きだそうですが、開始する
までに30分~60分(個人差あり)の時間猶予があるそうです。
つまり、この30分~60分のための糖質補給は必要になります。
だから全然食べないというのはNGですよ^^;
シャリバテ(エネルギー不足)で、体脂肪燃焼移行前にダウンします。

また、長い休憩時間はβ回路をリセットさせます。
そういえば、どらはお昼休憩をとらずに、行動食のみで下山する
こともよくありました。

化学式を見てみると、水分が発生していますね。
要は、体内脂肪が燃焼するパターンでは、汗が出るくらいの運動負荷
が必要だということです。
楽々ペース(散歩の負荷レベル)では、ダイエット効果がないことが
分かります^^

ダイエット効果のある山登りの方法をまとめてみます。

小腹が空いた状態のほうが体内脂肪の燃焼開始が早い
ただし、まったく食べないというのはNGですよ。
シャリバテが発生しないようにネ^^;

有酸素運動でないと脂肪は燃焼しない
   →楽すぎるマイペースでは、有酸素運動にならない
化学式を見ると水分が発生しています。
汗をかかないような楽々ペースではだめなんですね^^b
ただし、飛ばし過ぎには注意してね。
キツイと感じるぐらいのペースで、話ができる余裕があれば
ちょうどいいペースみたいです。
どらは単独の時は、鼻歌を歌いながら登っています。
時々、すれ違う人が振り向くけど(恥ずかしい・・・)^^;

β回路が働くには、30分~60分の時間猶予がある
   →長い休憩時間で回路をリセットさせない。
すぐに休まず、回路が働くまでは休憩しない。
その後、休憩するときは10分以内と言われていますね。
どらは、お昼休憩も飛ばして、行動食のみで済ますこと
さえあります。
早く下山して、麓で遅い昼食パターンですね^^
ちなみに、他の人はどうかわかりませんが、どらは
体内脂肪燃焼がスタートした時の感覚が分かります。
汗が出始めて、内側から熱くなる感覚があるんですよね^^
確証はありませんが、たぶん、これかなと・・・

 さらにEPOC効果を活用する 
みなさんはEPOC効果という言葉をご存知ですか?
脂肪は、運動をしている最中に燃焼するよりも、運動後の休憩中の
ほうが燃焼効率がいいという法則です。
2011年に論文発表されました。

そこで、どらの山登りを始めた頃を思い起こしてみました。
高尾山の6号路の登りで100分(標準タイム80分)かかるほどの超初心者!
(おかげさまで、今は50分ぐらいで登れるようになりましたが・・・)
負けず嫌いの性格のため、当時は追い抜かれるのが嫌で、
休憩時間もそこそこに、汗だくで登っていました。
短時間休憩の頻度も多く、その都度EPOC効果を受けていたんですね。
さらに山登りに慣れてくると、追い抜いた人数を数えたりして・・・
何のために山登りをしているんだか^^;

最近は鍛えられたのか、あまり息をきらすこともない状態^^
休憩頻度も減ってしまって、体重は、62kgぐらいで常に安定しています。
論理的に、さらに減らすためには、あとはトレランしかないかな・・・
山に来てまで、走るのはどうもねぇ^^;

山登りの目的は、ダイエットがメインではないので、無理をする
ことはないと思います。
まあ、ややキツイかな?と思うペースで、それでも、
仲間としゃべりながらのペースがいいのかな・・・

最後に、単独の時のペース把握のための独り言は気をつけてね!
すれ違う人に、怪しい人と思われますよ^^b
経験則です(恥ずかしいよぉ~)

(おしまい)