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2015年12月23日

カメラ下手でもワンランクアップ①

登山中のカメラの撮影って、難しいですよね。
どらは、撮影のベテランさんほどのテクニックはありませんが、
下手でも少しはましになる(ごまかせる?)方法で撮影しています。
コンデジ(コンパクトデジタルカメラ)でも簡単にできる、
山の簡単写真テクニック、いかがでしょうか^^b


 おすすめの構図         
いろんな構図があるのですが、その中で、ちょっと意識するだけで使える
構図を紹介したいと思います。

◆応用範囲が広い「三分割構図」
ほとんどのカメラですが、三分割基準線を表示することができます。
その基準線に被写体の境界線や交点に対象を置く撮り方です。
ラインは水平線の基準にもなるので、便利ですよ^^
2014年10月撮影:
檜洞丸(丹沢)から見た蛭ヶ岳と日の出
登りゆく太陽を三分割の交点に置き、稜線のシルエットを三分割の下のラインに合わせました。
空を広く配置したのは、美しいグラディエーションを撮りたかったからです。


◆どらが大好きな「S字構図」
自然の中からS字を発見し、それを主題に構図の配置を考えます。
リズム感のある写真が撮れます^^
2014年12月撮影:
笹尾根(奥多摩)にある熊倉山東側の稜線
登山道がS字になっていました。
また、近いほうの人物を、三分割構図の下に収めてみました。
歩くリズム感、感じませんか?








◆奥行きを感じさせる「放射構図」
被写体が先で1点に収束していく放射構図は、奥行きを感じさせてくれます。
シャレた感じがしませんか^^
2013年11月撮影:
奥多摩湖にある麦山の浮橋
浮橋が先で1点に収束しています。
湖と山という2つの世界があるので、対比を明確にするために、上下の2分割構図も併用してみました。
いかがでしょうか?


◆古典的な美しさ「シメントリー構図」
シメントリーというのは対称という意味ですね。左右対称、上下対称、あるいは回転をイメージする点対称があります。
2015年5月撮影:
河口浅間神社の鳥居
左右対称シメントリーの代表は、神社の鳥居ですね。注意点は、中央を中心として対称にすることです。一部の例外を除いて、ずれていると、しっくりこない感じがします^^; なお、上下対称でよくあるのは、湖に写る景色ですね。陸と水の境を対称に、上下がシメントリーになる構図です。

どらがよく意識する簡単な構図を紹介しました。

その他にも、いろんな構図がありますよ^^b
〇日の丸構図:  中心に被写体を置く(使い方が難しい)
〇三角構図:    配置から三角形を発見する(どらの花の写真に多い)
〇円(半円)構図: 配置から円(半円)を発見する
〇斜め構図:    斜めの配置を強調する
〇フレーム構図: 自然の中から額縁に見える構図を発見する

どらは、山行後の資料整理の際の時間管理にも、カメラを使っています。
結構便利ですよ。
あとバリエーションルート探索の際に、戻るときのために、
怪しいところでは、振返って写真をとるようにしています。
行きはよいよい、帰りは「あれ?」にならないようにするためですね^^;

(おしまい)

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