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お知らせ

お知らせ
2024/08/30登山以外の話題ですが、第6回多摩地区24市対抗囲碁団体戦で国立市は準優勝となりました
2024/08/29今年予定していた「鳥海山・月山」「燧ヶ岳」は、来年の適切な時期に開催します
ちなみに「鳥海山・月山」は開催予定日(7/26~29)に現地では豪雨災害がありましたね(結果論)

2024年8月19日

花紀行の二日間に 黒岳~大蔵高丸

抜釘手術明け後の初登山(高尾山を除く)…
大丈夫かな? と恐る恐るのお花畑縦走計画でした。
幸いお花さんたちの写真タイムが多かったね。
休憩しながら歩きになるので、足への負担は軽減されたようです。
といっても、避難小屋で靴を脱ぐときに攣りそうになるし…
終盤では、めずらしく右ひざが痛くなるし…
骨折した左足を無意識に庇っているんだろうなぁ~と。
そういえば下りの急坂で、右足を横にして踏ん張って降りた気がする。
下山が高アルカリ濃度のやまと天目山温泉で助かりました。
夏の汗サッパリ! とろとろ湯でお肌すべすべ! ゆっくりと筋肉もみもみ!
そして、湯上りのビールでブハ~ッ!
夏登山はこれに限る!!
久しぶりの登山なのに、筋肉痛が出なかった(苦笑)

8月12日(月)~13日(火) 大菩薩周辺
牛奥ノ雁ヶ腹摺山~黒岳~大蔵高丸
参加者:かずちゃん、しろに、どら
1日目:湯ノ沢峠北側の山々
2日目:湯ノ沢峠南側の山々










コース:
1日目 所要時間 6時間5分
 すずらん昆虫館バス停~牛奥ノ雁ヶ腹摺山~川胡桃沢ノ頭~
 黒岳~白谷丸~湯ノ沢峠(避難小屋宿泊)
2日目 所要時間 7時間20分
 湯ノ沢峠~お花畑~大蔵高丸~お花畑~ハマイバ丸~天下石~
 米背負峠~(ピストン・大谷ヶ丸)~米背負沢~やまと天目山温泉

写真撮影:しろに、どら

1日目
すずらん昆虫館~牛奥ノ雁ヶ腹摺山
林道終点の登山口で、暑いのでしばしの休憩。
どらは一人で、林道先のヒヨドリバナ群落へアサギマダラを求めて…
「いたぁ!」と写真をパチリパチリ!
歌を作るほどの大好きな蝶々なんですよ。
鬼滅の刃のキャラクター胡蝶しのぶのモチーフにも使われていますね。
アサギマダラ(♂)
好物のヒヨドリバナ


                                                                                                          







さて本題に戻り、いよいよ山登りの開始です。
登山口から登っていくと、小さな一枚岩の展望地「パノラマ岩」が…
その先の山頂直下からは枯れた樹林帯が出現します。
これは縞枯れという現象で、近くだと八ヶ岳の縞枯山・蓼科山が有名ですね。
ここは小規模ですが、成長すると幾層にも縞模様が重なります。
パノラマ岩に登って
縞枯帯突入!











不思議な光景です
二人は山頂に到着











牛奥ノ雁ヶ腹摺山~黒岳
山頂から左(北)へ向かうと、小金沢山から大菩薩嶺に行きます。
今日は逆方向の右(南)へ縦走します。
ちなみに牛奥ノ雁ヶ腹摺山(うしおくのがんがはらすりやま)というのは、
日本で一番長い名前の山だそうな…
広い山頂のため、夏の下草に覆われた道は「どっちだっけ?」
ちょっとウロウロしてしまいました。
牛奥ノ雁ヶ腹摺山にて
あれ変だなぁ?
こっちの道だ!










何か光ってる?
川胡桃沢の頭到着!










黒岳~白谷丸~湯ノ沢峠
黒岳を過ぎると、天気が怪しくなってきました。
東の都心方向を見ると濃い雲が、西の八ヶ岳方向にも湧き上がる雲!
風は? 台風の影響か東から吹き付けています。
白谷丸到着時には、ついに雨が…
遠くでは雷が鳴り始めました。
早めに尾根筋を外れないと…と東側の岩地への寄り道は断念です。
さあ湯ノ沢峠へ、濡れ始めた下り坂には気をつけましょう。
黒岳到着
白谷丸は雨の中










今日は湯ノ沢峠の避難小屋泊りです。
愛知県から来たアラフォー男性二人組の先客がいました。
コースは、
初狩駅→滝子山→湯ノ沢峠(泊)→大菩薩嶺→福ちゃん荘(泊)→黒川鶏冠山
自分たちには無理だなぁ~ お年頃だしね(苦笑)
さて登山靴を脱いで足を上げようとしたら、右足が攣りそうに(驚)
手術明けの初登山(高尾山を除く)なので無理をしたのかなぁ~
手術した左足を無意識に庇っていたのかな?
湯ノ沢峠避難小屋到着
水場・トイレ・電気完備(笑)
水場は小屋から2分
水量はまずまずかな














2日目
湯ノ沢峠~大蔵高丸
この区間には2か所のお花畑と言われる草原地帯があります。
満開の夏の花に歓声が(笑)
特に大蔵高丸南側のお花畑がすごかったな。
雨上がりなので、お花さんたちは元気一杯です。
必然的に写真タイムが長く、通過に時間がかかること、かかること!
大蔵高丸からの富士山の展望が見事でした。
お花の写真は、後でまとめて…
愛知県からの二人組
一宿の恩、ありがとう~









一面のお花畑への入り口
湯ノ沢峠お花畑突入










苔の道を登ると

大蔵高丸到着


大蔵高丸~ハマイバ丸~天下石~米背負峠(ピストン大谷ヶ丸)
草原の広がり具合は湯ノ沢峠お花畑の方に軍配があがります。
ただアップ写真を撮るには、大蔵高丸のお花畑の方がいいですね。
それにしてもメンバーの皆さん、元気だなぁ~
天下石を登ろうとするし…
大谷ヶ丸まで登っていくし…
ちなみにどらは右ひざを痛めているので、大谷ヶ丸ピストンはパスです。
キオンの群落を撮影中
ハマイバ丸到着








ここ、滑るなぁ~
天下石さん、大好き♡
どら以外、大谷ヶ丸制覇











米背負峠~米背負沢~やまと天目山温泉
いよいよ尾根筋をはずれ、沢経由での下山を残すのみです。
温泉へ直接降りれる便利なコースなんですが、欠点は、舗装路が長いこと。
夏はうんざりするんだよね(涙)
頭の中では「温泉」「ビール」の声が、何度もこだましていました。
しみじみと暑かったなぁ…
苔むす沢を下る
危険な臭いがする木橋










繰り返す渡渉
トンネルを過ぎるともうすぐだ!







やまと天目山温泉でまったり時間を過ごし、今日の登山は終了(笑)
最後にお花畑のお花さん達を紹介します。
色んな種類の花が咲き誇っていました。
ツルニンジン、ヤマオダマキ、タムラソウ、キンミズヒキ

コオニユリ、オオバギボウシ、ヒヨドリバナ、マルバタケブキ

クマイチゴの実、ヤマホタルブクロ、キオン、ハナイカリ

タチフウロ、マタタビ、ウスユキソウ、何かな?

ワレモコウ、ルリトラノオ、マツムシソウ、シモツケソウ

コウリンカ、シシウド、シロバナフジアザミ

(おしまい)