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お知らせ

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2024/04/07 鳥海山(7/26~7/29)の募集を締め切りました

2021年8月27日

コロナと東京ルール

最近マスコミで、東京ルールというキーワードが出てくることがあります。
東京管轄の救急隊・救急病院では、救急患者の受け入れルールを設けています。
ルールを要約すると、各二次医療圏ごとに、
・東京ルール適応患者の受け入れ病院を当番制(一部固定)で運営
・救急搬送患者の受け入れ先がなかなか見つからない場合に適用
・提供ルール(5回以上の病院への要請、または20分以上の要請所要時間)
つまりなかなか搬送先が見つからない場合に、制限を設けて、
当番病院に積極的に受け入れてもらうルールなんですよ。

東京ルールとコロナの感染状況は連動していますね。
特にコロナ検査数の少ない日前後(病院が空いていない日)に跳ね上がるので、
週後半のコロナ陽性者の予測の材料になります。


東京ルール適用数は、通常状態ですと、それほど数は多くないんですが、
こんなケースの患者の場合に発生します。
・緊急性がないのに、頻繁に救急車を呼ぶ患者
  近辺の病院側も把握しており、本来の救急患者を守るため断るケース。
  結果、遠くの病院(患者のことを知らない病院)に決定するんだけど、
  逆に患者が病院の場所を聞いて、キャンセルするということも多い。
  →本人も緊急性がないことを理解しているという、笑えない話です。
・社会的理由による入院希望患者
  自宅で家族が面倒を見ることを拒否し、入院先を探しているケース。
  病気やけが自体は入院するレベルでないため、一旦入院すると、
  なかなか退院させることができず、医療資源を食いつぶすことになります。
  これは高齢化社会が進む日本全体の課題ですね(独居も増えているし)
・なんらかの精神疾患を抱えている患者
  これは本人は必死に病気を訴えるものの、原因が精神的なもののため、
  治療のしようがないケース。
  唯一の治療法は、話を聞いて納得させるか、気休めの点滴かな。
  手のかかるケースが多く、他の救急患者に悪影響を及ぼします。
  治療終了後の帰る段になって、居座ることもあります。
・感染症の患者、または強く疑われる患者
  もともと感染症病棟は通常病棟に比べると非常に少なく、
  他の患者を守るために受け入れ出来ないケース。
  今回のコロナ患者なんかもこれに相当します。
  他の患者との動線を分けるって、非常に難しいんだよね。
  クラスターを出したら、病院(または病棟)閉鎖だから悪影響大です。

2021年8月21日

行きたい山アンケート

以前に行きたい山アンケートを取ったこと、
覚えていますか。
たまに忘れたころに、
回答が飛び込んでくるんだよね。
結構、多岐に渡っていて、面白いですよ。
コロナが落ち着いたら希望の多い山は
ぜひ開催したいところかな。




結果発表
どら提案の山からの選択枝。
簡単に言うと、もともと行こうとしていたコースです。

1位 11票 秩父>両神山(八丁尾根コース) 11月14日開催予定
2位 08票 新潟>八海山 10月2日開催予定
2位 08票 伊豆諸島>大島or神津島
4位 04票 八ヶ岳>赤岳
4位 04票 丹沢>丹沢主脈(みやま山荘泊)

両神山(八丁尾根)と八海山は、できれば今年度中に開催します。
岩登りの好きなメンバーからの希望が多数でしたね。
問題はコロナの感染状況次第!
流れないことを祈ります。
大島(または神津島)は希望は多かったのですが、宿泊がネックかな?
大島なら、夜行便の日帰りもできますね。

2021年8月17日

医療崩壊、真っ只中!

救急病院(東京市部)で、こんな事例を目の当たりにしました。
--------------------
対象日時:8月11日(水)夜間帯
救急隊から病院への搬送依頼:41件
受け入れ出来た患者数:12件(29%) ※12件÷41件
受け入れ不可の患者数:29件(71%) ※29件÷41件
受け入れ不可のうちコロナ関連の患者数:23件(56%) ※23件÷41件
 <コロナ関連患者の内訳>
   コロナ陽性者(自宅療養者):13件(57%) ※13件÷23件
   コロナ陽性疑いの患者数  :10件(43%) ※10件÷23件
----------------------
上記は救急隊経由だけの数字で、直接の個人経由(本人・家族・友人)の連絡や
療養施設・入院調整委員からの連絡もあります。
   個人経由の連絡:6件
   療養施設(ホテル)からの連絡:5件
   調整委員(保健所)からの連絡:2件

当日救急隊から直接聞いた話(救急隊自体の泣きが入ったケース)では、
   所要時間:8時間+アルファー(最終時間不明)
   連絡範囲:東京都全域(島部は除く)の全救急病院対象
   状況  :1巡目では見つからず、2巡目に入る
        救急隊は途中交代の3隊目(他の救急搬送があるため途中交代)

これは間違いなく医療崩壊でしょ(泣)
泣きが入ったケースは特殊事例ですが、そこまで行かなくても、
23区内では見つからず、遠くの市部への搬送依頼は頻繁にあります。
こうなることは分かっていたはずで、先手を打たない政府と東京都はどうかと思う。
以前に正常性バイアスのことを書きました(12/25の記事
人間って基本的に「自分にとって都合の悪い選択を無視する」傾向があります。
自分はコロナにかからない(かかっていない)と信じて動き回る人たち。
ワクチン接種率の増加で、6月時点では楽観的に考えていた政治家たち。
同じだよなぁ~

陽性率推移のグラフ化
データ元: 東京都公式発表数値(2021/08/16現在)
陽性率の算出計算式:
 判明数(PCR・抗原)移動平均/検査人数(=陽性判明数(PCR・抗原)+陰性判明数(PCR・抗原))移動平均
 ※PCR検査の日にちのずれにより、陽性率の数値は時々修正されることがあります 


2021年8月15日

③滝めぐり紹介 数馬五滝

滝めぐり第三段は、三頭山麓の五つの滝(奥多摩)
を紹介します。
数馬の湯と組み合わせてみてはいかが?
山登りも滝めぐりも、そして温泉もという
欲張りなハイキングコースですよ(笑)
最後に温泉に入りたいのなら、先に三頭山へ。
パスするなら最後に三頭山が効率的です。


数馬五滝と三頭山
標準歩行時間 4時間45分  
標高差 891m(山頂-数馬の湯)
コース:
都民の森→三頭山→三頭大滝→菅平ノ滝→夢ノ滝→九頭竜ノ滝→龍神ノ滝→数馬の湯(or下平バス停)







2021年8月8日

感染拡大の真犯人はデルタ株?

デルタ株の脅威を前面に押し出していますが、どうも違うみたいですよ。
ここに面白い統計分析データがあります。
ワクチンはデルタ株にも効果があると言われていますね。
もしデルタ株が一番の理由なら、ワクチン接種率の高い国ほど感染拡大率が低いはず。
ところがそうなっていないんですよね。
ここに面白い分析結果があります。

欧米16ヶ国の2021年6月~7月の散布図 
(横軸:ワクチン接種率/縦軸に感染拡大倍率)
President Online参照
 
このグラフを見て、ある傾向性に気づきませんか?
実はワクチン接種率が高い国ほど、感染拡大率が高いんですよ。
特に安心して弛んだ国(英国など)ほど、悲惨な目に合っていますね。
つまりワクチン接種の効果より、弛む方が感染拡大になるということです。
菅総理はワクチン接種の拡大を一生懸命訴えていますが、
感染拡大防止の観点では、皮肉にも逆効果ということだよね。
結局は一人ひとりの行動変容が伴わない限り、効果が低いということでしょう。

陽性率推移のグラフ化
データ元: 東京都公式発表数値(2021/8/7発表)
陽性率の算出計算式:
 判明数(PCR・抗原)移動平均/検査人数(=陽性判明数(PCR・抗原)+陰性判明数(PCR・抗原))移動平均
 ※PCR検査の日にちのずれにより、陽性率の数値は時々修正されることがあります 

2021年8月2日

開き直った?政府と東京都

いよいよ感染者数の増大が、急上昇のフェーズに入ってきましたね。
陽性率は19.5%(7/30)ととんでもない数字になっています。
政府と都は国民都民に対して、ひたすら自粛要請を出していますが、
もう効かないでしょうね。
それぞれの発言を並べると、これは開き直ったな!と感じています。
菅総理は「ワクチンの接種率の増加・65歳以上の感染者の割合の低下」の話だけ。
ワクチンオンリーにのめり込んで突き進んでいますね。
感染者が急増しているということは、分母が急増していること。
いくら割合が減っても、実数が増えていると意味がないんですよ。
間違った数字の使い方(たぶん意図的かな?)の典型だと思います。
さらに東京都幹部は「不安を煽らないで」だって!
「不安を煽らない→都民が安心する→人流が増えてもいい」ということ?
何を考えているんでしょうね。頭の中、大丈夫ですか?
もう下がる要素がなさそうな気がしますね(残念ですが…)
逆に上がる要素は満載!(五輪・政府への信頼低下・夏休み・コロナ疲れなど)

ワクチン接種オンリーで行くなら、効果的な戦略でいかなくては!
感染拡大の順番を考えると、
①都会の若年層(動き回る人たち)の人流拡大による感染機会増大
②家庭へのウイルス持ち込み、周辺都市への感染拡大
③全国的な感染拡大へ
一番効果的なワクチン接種対象って、感染元を考えると①の層ですよね。
関東で言えば、一都三県の若年層の摂取を優先することが効果的になります。
東京都や大阪府の知事からも、都会優先の声が出ていますが…
でもこれは無理かな!
政府(自民党)の票田って、地方だからなぁ~
こんなことを決めたら、地方の支持率が激落ちしそうだものね。

陽性率推移のグラフ化
データ元: 東京都公式発表数値(2021/7/31発表)
陽性率の算出計算式:
 判明数(PCR・抗原)移動平均/検査人数(=陽性判明数(PCR・抗原)+陰性判明数(PCR・抗原))移動平均
 ※PCR検査の日にちのずれにより、陽性率の数値は時々修正されることがあります 


2021年8月1日

多摩100山コンプリートを目指したい!

どらの自宅から近い山々は、奥多摩と中央線沿線の山々になります 。
最寄駅までのアクセス時間が短く、便利なんですよねぇ~
奥多摩駅でも1時間強、大月駅でも1時間強!
早起きの苦手などらでも楽勝です(キッパリ)
そのため峠の涼風の計画でも、やっぱりこの山域が多いですよね。
遠い居住地の方、ごめんなさいね(陳謝←やや優越感含む)^^
さて、今回は地元の多摩の山々に注目してみましょう。

多摩100山とは?
奥多摩と高尾・陣馬の山々を差します。
北は埼玉との県境まで、南は南高尾と笹尾根の山々までですね。
西は雲取山と奥多摩湖西岸の山々、東は武蔵五日市駅周辺の山々と北高尾かな。
長沢背稜の山々(酉谷山・長沢山・小屋背戸ノ頭・芋木ノドッケ)以外は
単独も含めて制覇したかなと思っていたのですが、意外と抜け漏れが多いですね。
制覇率にしたら75%ぐらいかな?
なかには登山道が通行止めの山や、バリエーションの山もあるので、
意識しないと制覇は難しいかも…
コロナ後には、残りの全山(25%)を制覇したいものです。
※日本山岳会東京多摩支部HPから 


多摩100山を選定した日本山岳会東京多摩支部のHPから、情報を取得しました。
次ページではどらの記録も含めて、標高順にまとめてみましょう。