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2024/11/07 きょう富士山の初冠雪が発表されました
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2022年8月18日

ピークは打ったか? BA.5

ようやくピークは打ったようですね。
前回記事(8/9)で三角錐のピークではなく、高原状のピークを予想しました。
16日間(7/27~8/11)のゆるやかな形状のピーク形成でしたね。

 これは前回記事でも言及したように、医療機関ではなく自主検査を推奨したため、隠れた感染者(無症状+軽傷の方)の存在が原因でしょう。
 アンケート調査によると、陽性でも約30%の人が報告しないとのこと。逆に言うと30%の感染者が、グラフの上部に隠れていたことになるんだよなぁ。実はこれが陽性率がなかなか下がらない原因にもなっているんだよね。
 さてここで、陽性率に着目します。
 もともと陽性率とは「感染者数÷検査数」なんですが、ここにカラクリが!
 医療機関への受診(陽性者)または都の窓口への報告(みなし陽性者)で感染者数や検査数がカウントされます。
 よって検査数自体が「病院に行くほど病状の悪い人+不安度の強い人」の合計になるんだよね。当然、陽性になる確率の高い集団の数字となるため高く出て当然!
 それで第6波までに比べて非常に高い、50%台の陽性率が続くことに…
 その陽性率も、ようやく下がり始めました。

2022年8月9日

感染者数が高止まりの理由?

 前回記事で感染者数の予測を出しました。
 7月末には47,000人~73,000人レベルと予測しましたが、幸い、30,000人~40,000人レベルに収まっています。
 いい意味で予測がはずれましたが、本当にほっとしていいのかな?
 各種データを見ていると、何か変だぞ!と思い始めています。
 
 1週間平均の青い線を見てください。
 7月19日の週から急速に拡大のペースが落ち始めていますね。これだけだったら安心度が上がって「大丈夫かな」の世界なんですが…
 思い出してみてください。
 7月後半にある指針が政府発表されています。
 それは、医療機関に行かず自主検査を推奨すること。医療機関のパンク防止が目的なので仕方がないのですが、これが影響しているような…
 その証拠に検査数が急速に落ちているんですよね。
 そもそも陽性率の算出の計算式をシンプルに記載すると、
 陽性率=感染者数÷検査数
 これを書き換えると、
 感染者数=検査数×陽性率
 つまり検査数が少なくなると、当然、感染者数は少なくなります。
 その結果が、現在の感染者数なんだよね(苦笑)

2022年7月11日

遂に来た、コロナ第7波!

 もうコロナの記事はいいかなと、5月以降は記事アップを控えていました 。ところが6月下旬以降に、感染の急上昇が始まることに。
 図らずも、県民割(東京都ではもっと東京)の拡大情報などで弛んだか?あるいは、気温の急上昇で屋外のマスク着用の回避情報で弛んだか?さらに、オミクロン株のBA.5への置き換わりが原因か?
 マスコミは、今月下旬に18,000人/日の感染者数の予想を出したりしていますが、たぶん、それ以上の拡大になると思いますよ。いまさら、まん延防止等重点措置なんて出せないでしょうし…
 同じペースで拡大するなら、2週間後には20,000人/日を越えるでしょう。
 月末まで感染拡大が続くとは思えないけど、もし、今月一杯拡大が続くと、47,000人/日~71,000人/日というレベルになる可能性さえあります(怖!)

 上記グラフの予測倍率というのは「1週間平均の感染者数が1日あたりどれくらい増加するか?」から算出しています。
 最新1週間の倍率は1.06倍~1.17倍(平均1.12倍)となっています。そこから赤実線(1.12倍)を予測値としました。日本人の特性である自粛も期待できるので、赤破線(1.10倍)は期待予測です。

2022年4月18日

三密の原点に帰る Withコロナ

 なかなかコロナの東京都の感染者数が減りませんね。3月26日には1週間平均の感染者数が6246人だったのですが、その翌日から少ないながらも反転が始まりました。4月3日には7630人となっています。その後は若干の下がり傾向が続き、現在は7000人台前半をうろうろしている状態。
 まあまん延防止等重点措置は解消されているので、当然と言えば当然なんですが、このあたりの数字が続くのかな?
 
 実は気になることがあって、本当の感染者数を表していないんだろうなぁ~と思っています。要は隠れた多くの感染者が以前より多いのでは?ということですね。
 何故かって?それは検査数の減少が著しいから、無症状の人が多いから。
 一人一人が、自分も感染しているかも?と考える必要があります。
 原点に返ることが重要!
 三密(密閉・密集・密接)を意識しての行動が求められているのかな?
 自分を、自分の周りの人を守れるのは、個人個人の行動だけだと思います。

3回目のワクチン接種状況(4月14日時点)が東京都から発表されています。
これを見ると、20台~40代が人口が多い割に未接種者が多いことが分かりますね。
そして現在、感染者の56%がその世代です。その世代の人口比が47%なので、その世代の感染確率が高いことが推察されますね。


2022年4月4日

エアロゾル感染 えっ、今ごろ!?

 ここへ来て東京都の感染者数が増えてきました。
 実は3月26日(土)を底に、東京都の1週間平均の感染者数は増加に転じています。
 3月21日(月)にまん延防止等重点措置が解除されたので、その1週間後から反転したことになりますね。危惧していたとおりの結果で、第7波の始まりだと思います。

そんな中、驚かされることがありました。 国立感染症研究所が3月28日に「こっそりと」エアロゾル感染(空気感染)を、感染経路の1番目に置きました。それまでは、飛沫感染・接触感染の二種類だけでしたが…
 その話を聞いて「あれ?」と思う人が多いのでは?
 そもそも三密って「密閉・密集・密接」だったよね。密集と密接は飛沫感染・接触感染対策だとは分かりますが、密閉はエアロゾル感染対策だと思うのですが、何故、今頃の発表なんでしょうね?最初にエアロゾル感染を否定したため、修正の発表ができなかったのかなぁ~ 
 世界ではとっくにエアロゾル感染が認められていたのにね。

 ワクチン接種がなかなか進まない(東京都の3回目の摂取状況42.6%/3月31日現在)、治療薬の普及はまだまだ先、の中での第7波と考えると、個人個人が自身で気をつけるしかないのかな?
 都民の大部分の人は自己対策(マスクとアルコール消毒)を徹底していると思います。
 問題はエアロゾル感染(空気感染)対策ですよね。
 上の感染経路イラストを見ていて、気づくことがありました。
 エアロゾル感染(空気感染)の流れを抜き出してみます。
 ①無自覚の感染者の咳やくしゃみ→飛沫発生
 ②床やデスクに飛沫が付着
 ③空気が乾く
 ④空気中にウイルスが浮遊する
 ⑤ウイルスを吸い込み、感染する

 この流れを見ていると、マスクと換気が重要なポイントだということが分かります。
 換気は消費者側ではコントロールできないので、やはり人の多い閉ざされた空間には行かないということが対策かな?
 注意したいのは人が減った、あるいは人がいない密閉空間でも、換気が行き届いていないと、ウイルスが浮遊するエアロゾルが多いことですね。

 幸いアウトドア空間は密閉されていないので、直接の飛沫感染に注意すれば大丈夫かな。リスクは行き帰りの交通機関と打ち上げのお店に限定されます。
 峠の涼風では、登山後の打ち上げ(名目は反省会)は自粛しているので、行き帰りの交通機関に注目かな?
 電車内・バス内での会話がポイントでしょう。行きはバラバラなので会話する機会も少ないでしょうが、帰りはテンションが上がっているので要注意です。
 LINE会話という手もあるな、推奨しようかな、という今日この頃でした。

2022年3月17日

まん延防止等重点措置は解除する方向へ

 東京都のまん延防止等重点措置は、3月22日から解除されることが発表されました。いよいよWithコロナ・Afterコロナの時代到来かな?
 ただ感染者数が大きく低下した状況ではないこと、濃厚接触者の数を追わないことから、このレベルでの解除だと、次の反騰は避けられないでしょうね。
 個人個人で感染対策を徹底するしか、自分を守ることはできないでしょう。

 重要なのはワクチン接種がどこまで進むかです。
 日本とアメリカは遅れていますからね。
 
東京都の年代別の3回目ワクチン接種状況(3/15現在)も載せておきましょう。

 中高年のワクチン接種率は、かなり伸びてきました。
 逆に言うと動き回る層(60歳未満)の接種率が低いので、コロナが市中に多く潜在する状況になるということです。
 さらに濃厚接触者を追わないということなので、市中の感染者が怖いですね。
 やはり自分の身は自分で守るしかなさそうです。

2022年2月19日

まん延防止、いつ解消するか?

 3月6日までのまん延防止等重点措置、本当に解消できるのか?
 できればいいのですが、数字を追っかけるとあまり芳しくありません。正直、厳しいかな?と感じています。政府・都にその決断ができるか?その勇気があるか?
 支持率を気にしているようでは、無理でしょうね。
 
 上のグラフを見てみると、1週間平均の拡大率が1倍弱(0.99倍)が続いていますね。今後、現状以上の強い感染対策は打てないでしょうし、ワクチン接種も急激には進まないでしょう。となると、せいぜい1日あたり1%ペースぐらいの縮小しか望めないのかな?そこで、その縮小ペースを基準にしてグラフ化してみました。

 このグラフでは、3月6日時点の予測値は以下となります。
 感染者数 約9,500人
 1週間平均感染者数 約10,500人
 1万人程度の感染者数を横に見ながら、政府・都は覚悟の決断ができるのか?

2022年2月5日

ピークは打った?オミクロン株

 オミクロン株の1週間平均の拡大率を追っかけていると、2月2日(21576件の感染者数)にピークを打った可能性が出てきました。1週間平均でのピーク予測は2月7日(拡大率1.0)なんですが、感染者数の少ない月曜日ということもあり、曜日特性まで考慮すると、2月2日ピークという結論になるんだよなぁ。
 予測が当たればいいのですが…
   ただ拡大率が0.1ポイント上にずれるだけで、ピークが来週にずれこみます。


 あくまで数字だけを追っかけた統計予測なので、人の動きの変化は考慮に入っていません。特に陽性者の自主的自宅待機への方針変更があったので、その影響が見えないんだよね。見かけの数字は下がっても、潜在的な感染者が多数隠れている可能性がね。でもそういう人たちの大部分は、一般の人たちより自粛すると思われるので、市中での感染確率は下がるのかな?(判断が難しい…)
 まあ、下がり始めたからと安心して弛むのではなく、一定の目途がつくまで、自粛を続けることが大事でしょう。中途半端な下げ幅でステルスオミクロン株(BA.2)が入ってきたら、目も当てられない結果になるからね(怖!)

2022年1月29日

いつ頃ピーク?オミクロン株

 予想されていたとはいえ、オミクロン株の感染拡大が止まりません。1月中旬、東京都の1週間平均の感染拡大率は1.2倍でした。自身で計算したところ、その場合の1月末の感染者数は4万人超え!都民の行動自粛が効いたのか、1月28日現在は1.1倍となっています。


 まん延防止等重点措置が発行されたのが1月21日ですが、急速に拡大率が下がり始めたのがその10日以上前のことなので、政府や都のまん延防止措置措置の効果ではなく、都民の自発的行動自粛の結果であることが見て取れます(日本人の自己を律する資質ってすばらしいですね)
 と言っても拡大率が1.1倍(1.0倍で感染者数横ばい)なので、感染者数の拡大は続くことになります。1.1倍だって倍々ゲームですからね。数字だけ見ていると、来週2月1日の週がポイントかな?ここで1.0倍に向かって下がって行かないと感染者数のピークは見えないでしょうねぇ(泣)ちなみに日々の感染者数は、前回の記事どおり、1月末段階では予測値の17000人(瞬間最大風速で20000人)レベルでしょうか。

 あと怖いのはステルスオミクロン株の動向です。
 京大の西浦教授は、ステルスオミクロン株(BA.2)は従来のオミクロン株(BA.1)に比べて実効再生産数(1人が何人に感染させるか)が18%増しだと発言しています。デンマーク・イスラエルでは急速に置き換わりが起こっており、日本でも同じことが起これば、ピークを打つ前に次の感染拡大が起こるという悪夢の再現です。
 実はオミクロン株置き換わりによる現在の第6波は、最初の国内患者発見から1ヵ月強で現状の感染者数に至っているとすると、それの18%増しの拡大!
 恐ろしいことになるなぁ(泣)

2022年1月22日

恐るべし!オミクロン株

 年末に感染拡大は予測できたものの、予測以上の感染拡大となりました。
 倍々ゲームで収まらず、倍々ゲームの倍々ゲームでしたね。1月中旬に瞬間最大風速で1000人超えと予想していたのですが 、なんと1月15日には4561人となりました。以前のデルタ株ならここまでの感染拡大はなかったでしょうが、途中からオミクロン株への置き換わりが加速した結果でしょうね。幸い、オミクロン株の重症化率が低かったのは救いです。
 
 さて、今回は1月末までの東京都の感染者数の予測を、感染拡大率の視点からグラフ化してみました。恐ろしい結果ですね。
 拡大率1.2倍で1週間平均40000人超え、1.1倍で1週間平均16000人超え。


 都民の行動変容を期待したいところですが、どこまでまん延防止重点措置が効くか、不透明ですね。海外の状況からオミクロン株が拡がることは容易に予測できていたので、決して結果論ではなく、ワクチン3回目のブースター接種を進めておけばよかったのに。
 ここまで来たらもう間に合わないので、行動変容のみに期待です。といっても急にピークを打つとは思えないので、月末には1.1倍パターンの17000人弱で終われば恩の字かな?
 瞬間最大風速だと20000人もありそうです。
   ただ1月21日の繁華街の人流が20%~30%減少しているとのこと。同じ比率で感染拡大率が縮小するなら、1週間後(1月28日)までにはピークを打つかもと期待。

2022年1月6日

感染者数急増!いつか来た道?

 皆さんは昨年の年明けのコロナ状況を覚えていますか?第3波が襲い掛かっていましたね。1月7日には東京の感染者数が2520人になったことは記憶に新しいところです。
 そして2022年の年明けも感染者急増が始まりました。前年に比べれば水準が低いですが、この急拡大を見ていると、感染力の強いオミクロン株が関係しているのかな?

1週間平均の感染者数を追っかけると、実は指数関数的に増大しているというより、それ以上の増大を示しています。要は倍々ゲームのさらに倍々ゲームということですね。上がり始めた時からの1週間平均の感染者数を並べてみますね。
 12月13日(月) 017人
 12月20日(月) 025人(1週間前の1.47倍)
 12月27日(月) 039人(1週間前の1.56倍)
 01月03日(月) 076人(1週間前の1.95倍)
 01月05日(水)   136人(1週間前の3.02倍 ※12月29日45人の感染者)
 上記のように増加倍率がさらに上がっているのが気になりますね。 
 これは明らかに異常事態です。
 1月中旬頃には1週間平均で500人レベルになるのかな?
 瞬間最大風速は1000人レベルもあり得ますね(泣)

2021年12月30日

感染者、ついに跳ね上がる!

 12月29日の感染者数が76人と、ついに跳ね上がりました。
 年末で検査数が多いんじゃないの?という声が聞こえてきそうですが、実は少し減少しているぐらいですよ。
 1週間平均の感染者数も23日に30人を超えてから29日には45人と1.5倍に!感染者は指数関数的(要はネズミ算)に増えるので、1週間に慣らすと1.55倍~1.7倍となるのかな?ちなみに1月末ごろには350人~400人ぐらいになる計算ですね(泣)
 さらに気になるのがオミクロン株!
 ワクチンのブースター接種とのスピード競争になるんだろうなぁ~ 間に合わなければ、2月末には感染者1700人超えの計算結果なんだけど(恐ろしい…)
 なお都民の自粛が働かず、ブースター接種も進まなければ、3月末には10000人レベルとなります。日本人はまじめなので、そこまでは行かないとは思いますが…


 上のグラフを見ると11月下旬に底を打ったあと、感染者数は徐々に上昇していますね。1週間平均の折線グラフに注目すると、上昇角度が徐々に大きくなっているのが見て取れます。もう上昇過程に入ったとみて、間違いないでしょうね。

2021年12月17日

コロナ、切り返しの兆しか?

 東京都で初のオミクロン株感染者が発生しましたね。オミクロン株については感染力が4倍とか、重症化率が低いとかいろいろ言われています。
 香港の大学で面白い研究結果が発表されました。感染して24時間後のウイルス量ですが、デルタ株に比べて気管支組織では70倍、肺組織では10分の1だったとのことです。試験管の中だけの結果ですが、要は、感染しやすく重症化しづらいという従来から言われていることの裏付けのひとつになります。まあ、本当のところはまだ不明ですが…

 ここ数日、気になる数値が出始めています。
 1週間平均の感染者数が20人を超え始めたこと、陽性率が0.4%台に切り返したこと! まだ低い水準なので感染者数の急拡大はないでしょうが、前述のオミクロンの件もあり「ある時、一気に」という嫌な記憶がよみがえりますね。
 杞憂に終わることを祈りたい。


2021年12月9日

Goto子供支援って、どう?

 子供支援の支給方法で国会・自治体で揉めていますね 。
 話を聞いていると「10万円現金支給」と「現金・クーポンの組み合わせ」の2択限定になっていて、頭が固いんじゃないの?と思っています。そもそもの目的は、コロナ禍で傷んだ国民への経済支援だよね。
 目的だけを並べてみます。
 ①子供のいる家庭の経済支援をしたい
 ②スピーディな支援をしたい
 ③そしてできれば貯蓄に回させたくない
 問題点も並べてみましょうね。
 ①現金だけだと貯蓄に回る割合が高く、経済効果が低い
 ②クーポンの場合に経費がかかりすぎる(967億円)

 どらもしばし熟考…あれ? 別な方法があるじゃない!
 批判の多かったGotoキャンペーン! 今こそ使うべきでは…と。
 そう、期間限定のGoto子供支援はどうでしょう。
 その期間内であれば大きな割引サービスを提供する。そうすれば現金支給でも、その期間内に必要な家庭は使うでしょうし、自治体は経営者からの申告で対応するので、経費は大幅に限られます。財源がなくなれば停止なので、みんな使うでしょう。そもそもGotoキャンペーンで経験済みだし、混乱は少ないと思うのですが…
 えっ!子供支援の範囲の切り分けが難しいの声?それってクーポンでも一緒ね(笑)
 と、どらの独り言でした(苦笑)


 1週間平均の感染者数は、11月18日以降20人を割っています。どらは、11月9日からの小さな上昇で「大丈夫かな?」と不安がよぎっていたのですが、その後の減少で取り越し苦労に終わりました。陽性率も0.3%がずっと続いています。検査数も5000件~6000件の間で動いていますので、陽性率が切り返さない限り安心なのかな。

2021年11月11日

感染者増の兆候か?

 東京都の前週の同曜日比較で、感染者増の兆候が見え始めましたね。レベルが低いので心配し過ぎる必要はないですが、注意は必要かな?
 現在の陽性率は0.4%が続いています。要は下げ止まっていると推察されますね。この陽性率が上がり始めると、要注意ですよ。感染者数と共に見守る必要がありそうです。


 
 
 上記の同曜日比較を見てみると、10月下旬に50%減少パターンから減少パターンが鈍り始め、11月に入ると100%を超え始めました。この切り返しが気になるかな?感染者数は50人以下の低水準なので、一挙にということはないでしょうが、第6波の兆しととれなくはありません。いずれにせよ一人一人が感染症対策に注力していきましょう。

2021年10月30日

感染者数 ちょっと怪しい動きが!

東京都ではコロナ感染者数が10月17日に50件を切り、50件未満の発生が13日ほど続いています。ただここへ来て、ちょっと怪しい動きが出始めましたね。概ね先週同曜日比較で50%の減少が続いていたのですが。ここ数日、その比較が100%に近づいてきました。先週比が100%を超え、かつその数字が上がるようだと拡大場面に入ったことになるんだよね。

飲食店の時短要請解除を境にして、減少幅が減りましたね。10月29日には先週比92%となり、ほぼ前週並みの数値となっています。100%を超えたら、そしてそれが続くようなら要注意ですね。思えば10月25日(月)からの飲食店の時短要請解除が発表されましたが、その後、数字がアップし始めました。大丈夫かなぁ~

2021年10月16日

リバウンド防止措置解除後の行動は?

リバウンド防止措置(10/1~24)解除の可能性が上がってきましたね。最近の感染者数の減少は目を見張るものがあります。前週同曜日との比率を抽出してみたら、最近は50%前後の減少が続いている状況(これはすごい!)このままだと限りなく下がりそうですが、何故でしょうかねぇ。


50%の減少が続いているということは、1週間ごとに半減することを意味します。10月15日(金)の東京都の感染者数は57人なので、来週の22日(金)の感染者数は30人割れに、その翌週の29日(金)は15人割れになりますね。さてどうなるか?

Our World in Dataから出典
10/15 16時に抽出
急激な減少の原因はなんでしょうかねぇ?ワクチン接種の広まり?でも海外のワクチン接種が進んでいる国でも、ここまでは下がっていないようです。逆に広がっている国もあるぐらい。主要国のワクチン接種状況のグラフを記載します。日本の減少ペースは異常ですね。



諸説の中にはウイルスの弱毒化というのも出ていますね。そんな不確かなことを考えなくても、個人的に思うには、ワクチン接種と日本人の慎重な性格と衛生環境の相乗効果だろうと推測します。大部分の人がマスクをしているし、手洗いなどの消毒も積極的です。こんな国、他にはないでしょう?人流が増え始めたといっても、大多数の人は真面目だしなぁ~

------以下追記------
誰も調査してくれないので分析できないのですが、バブルチャートというグラフがあります。横軸にワクチン接種率、縦軸にマスク着用率、そして円の大きさが感染の拡大率(先週比)となります。円のひとつひとつが世界の主要大都市ですね。円の大きさでワクチン接種とマスク着用の相乗効果を測定します。
------ここまで------

2021年10月2日

一都三県がリバウンド防止措置へ

10月1日から緊急事態宣言が解除され、リバウンド防止措置に移行しました。
 思えばコロナ第5波の緊急事態宣言は、7月12日からの81日間! 長かったですねぇ~)第4波の緊急事態が十分に下がりきらないうちに解除したこと、その後の自粛要請が弱かったことから、第5波のピークが高くなり過ぎたのが原因ですね。

 当時の状況の陽性者数と陽性率を並べてみました(1週間平均で算出)
 ◆6月21日の緊急事態宣言解除      陽性者数:  392 陽性率:  4.3%
 ◆8月15日の第5波のピーク     陽性者数:4348 陽性率:23.8%
 ◆9月30日今回の緊急事態宣言解除  陽性者数:  302 陽性率:  2.9%

数字だけを見ると、前回の解除よりは感染状況は治まっています。政府も東京都も今回は慎重かな?完全な解除にせず、リバウンド防止措置に移行させました。まあ、妥当な判断だと思います。痛い目に合っているからなぁ(苦笑)
 心配なのは新政権がGOTOトラベルに言及していること。ワクチン接種を条件にしているのが救いかな?

さてリバウンド防止措置(10/1~10/24)って、何をすればいいの?という人が多いと思います。一都三県から共同の発表がされていますので、抜粋しますね。
 赤い線は、私たち登山者が気にしなくてはならない基準になります。

一都三県知事発表からの抜粋

2021年9月24日

緊急事態宣言解除後の行動は?

感染者数・陽性率ともかなり下がってきましたね。
 安心と言うレベルにはまだまだです。以前だったら危険と言うレベルですがワクチン接種も進んでいるし、基本的な感染対策を意識しているならいいかな…と思います。
 本質は飛沫感染! 基本に帰りましょう。
 感染させやすさ・感染しやすさ=
 密閉×密集×密接×飛沫の多さ×時間の長さ
 緊急事態が解除されても、基本は気が大きくなって油断しないことかな。
 

最近の急な感染者減少について、専門家の予測が外れたことに物申す人が多くなっていますが、それはどうなんでしょう?
 中には飲食店のアルコール自粛や時短要請、イベント等の自粛要請に、科学的根拠を求める意見が出始めています。直接的ではないものの、前出の計算式を考えれば、十分に科学的根拠ですよね。
 たとえば愛知県常滑市の野外音楽イベント「NAMIMONOGATARI2021」のクラスター発生なんかがいい例です。密閉ではないものの「密集×密接×飛沫の多さ(大騒ぎしている)×時間の長さ」でアウト!
 ただ何人の陽性者が発生したばかりがニュースになっていますが、人数に意味があるのではなく、割合(たとえば愛知県の全体に比べての割合)との比較が重要なのでは?
   これ10万人あたりの発生者数で比較すると一目瞭然です。

 音楽イベント参加者:8,000人
 陽性者数:44人
 10万人あたりに換算:550人
 愛知県の人口:7,553,000人
 愛知県の陽性者数(検査結果が出る9/5~13の期間):9,641人
   10万人あたりに換算:128人
 つまり、同フェス参加者は4.3倍の危険な場所にいたことになります。

他のフェスや飲食店のクラスター発生状況も同じ計算式で計算すると、その場所の危険度が「見える化」するんだけど、やらないだろうなぁ~
データを持っているはずなんだけど、その業界に対する影響度が大きすぎるもんね。

さて法的根拠がない状況で、飲食店側の判断に個人差がある状況で、一律の拘束力の薄い要請オンリーの対応。これは進め方の問題だよね。
 以前から言ってるけど、お店にもお客にも法的に規制をかける。その代り営業の自由度は上げる。結果に対する責任(クラスタ発生したら店名の公表と営業停止)をとる。こうすれば、感染対策と経済の両立は可能だと思います。
 お客側の、たとえば路上飲みなんかは路上タバコ禁止の規制をかければいいだけ。
 いまさらなんだけど、法律作りをしない国会が仕事をしていないと思う。
 与党も野党もずっとけん制し合ってるし…

2021年9月16日

コロナ変異種について考える

約1年半を越える新型コロナ禍の世界。日本では当初の原型の武漢由来の流行から始まりました。第1波、第2波が該当しますね。そして第3波からはアルファー型(英国株)に置き換わり始め、第4波ではほぼ置き換わりました。第5波ではデルタ型(インド株)が主流となり、現在に至っています。
 後に続く新型も次々と発見されていますね。
 ウイルスは生存戦略として遺伝子を変化させていきます。正確に言うと無作為にいろんな変異を起こすのですが、その中で、広まりやすい(感染させやすい)形の物だけが、生き残ることになるんだよね。
 
 無作為の変異は一定の確率で起こります。
 そのため感染者が多くなればなるほど(世界的に流行すればするほど)変異株が生まれやすいことになります。ちなみにウイルスの変異とは、遺伝子の単なるコピーミスのことですよ。
 最近では、ラムダ型(ペルー株)・ミュー型(コロンビア株)の話も、よく話題に上がるようになりました。
 さて変異株にはどんなものがあるのかな?
 紹介しますね。

<主な変異株>
日本で感染主流の変異株 赤枠
今後の感染が気になる変異株 黄色
Globe+の記事から抜粋

黄色の変異株は気になりますね。水際対策は大丈夫でしょうか?
 ラムダ型はオリンピックが終わった後に国内発見の発表。ミュー型はパラリンピックが終わった後に国内発見の発表。国際機関への報告と、国内発表とのタイムラグが気になるのはどらだけでしょうか(苦笑)
 2週間ぐらいのタイムラグなんだけど偶然なのかな?(疑いの目)