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2022年1月29日

いつ頃ピーク?オミクロン株

 予想されていたとはいえ、オミクロン株の感染拡大が止まりません。1月中旬、東京都の1週間平均の感染拡大率は1.2倍でした。自身で計算したところ、その場合の1月末の感染者数は4万人超え!都民の行動自粛が効いたのか、1月28日現在は1.1倍となっています。


 まん延防止等重点措置が発行されたのが1月21日ですが、急速に拡大率が下がり始めたのがその10日以上前のことなので、政府や都のまん延防止措置措置の効果ではなく、都民の自発的行動自粛の結果であることが見て取れます(日本人の自己を律する資質ってすばらしいですね)
 と言っても拡大率が1.1倍(1.0倍で感染者数横ばい)なので、感染者数の拡大は続くことになります。1.1倍だって倍々ゲームですからね。数字だけ見ていると、来週2月1日の週がポイントかな?ここで1.0倍に向かって下がって行かないと感染者数のピークは見えないでしょうねぇ(泣)ちなみに日々の感染者数は、前回の記事どおり、1月末段階では予測値の17000人(瞬間最大風速で20000人)レベルでしょうか。

 あと怖いのはステルスオミクロン株の動向です。
 京大の西浦教授は、ステルスオミクロン株(BA.2)は従来のオミクロン株(BA.1)に比べて実効再生産数(1人が何人に感染させるか)が18%増しだと発言しています。デンマーク・イスラエルでは急速に置き換わりが起こっており、日本でも同じことが起これば、ピークを打つ前に次の感染拡大が起こるという悪夢の再現です。
 実はオミクロン株置き換わりによる現在の第6波は、最初の国内患者発見から1ヵ月強で現状の感染者数に至っているとすると、それの18%増しの拡大!
 恐ろしいことになるなぁ(泣)

陽性率推移のグラフ化
データ元: 東京都公式発表数値(2022/01/28現在)
陽性率の算出計算式:
 判明数(PCR・抗原)移動平均/検査人数(=陽性判明数(PCR・抗原)+陰性判明数(PCR・抗原))移動平均
 ※PCR検査の日にちのずれにより、陽性率の数値は時々修正されることがあります 

 実はどらは間接的ですが医療関係者でもあるので、医療機関の現状が見えています。医療崩壊の心配が世間では騒がれていますが、もう崩壊し始めていますよ。
 都からコロナ病棟の増床の要請の影響で、通常病棟がひっ迫し始めています。
 実際は自分の所で入院できないため、他の病院への転送依頼が急増。ところが他の病院も一杯のため、行先がないという悲劇頻発。結局行先がなく泣く泣く自宅へ戻るも病状悪化でまた救急車を呼ぶ。
 救急隊は一人の患者に何時間も拘束される。やっと行先が見つかって時間をかけて遠くまで移動。結果さらに時間がかかる。救急隊は自分の管轄になかなか戻れず、他地域を飛び回る。当然、実運用が体制に合わず効率悪化。
 これって医療崩壊でしょ?

出口の見えない状況ですが、峠の涼風の方針は引き続き以下とします。
 ①Withコロナで開催ごとに状況判断し、実施可否を決める
 ②実施可否はリーダー判断とする
 ③行先の県の要請を最大限に配慮する(来ないでと言っている県には行かない)

今年の夏には小屋泊・テント泊を実施したいのですが、大丈夫かなぁ?
オミクロンもどんどん変化していくし、永遠にイタチゴッコが続くかもね。
Withコロナの社会になっていくことを前提に考えなくては…
本当に社会の仕組みが本質的に変わりそうで、企業も勝ち組・負け組の二極化がさらに進むでしょう。可哀そうですが…