Multi-lingual translator

お知らせ

お知らせ
2024/11/07 きょう富士山の初冠雪が発表されました

2022年8月18日

ピークは打ったか? BA.5

ようやくピークは打ったようですね。
前回記事(8/9)で三角錐のピークではなく、高原状のピークを予想しました。
16日間(7/27~8/11)のゆるやかな形状のピーク形成でしたね。

 これは前回記事でも言及したように、医療機関ではなく自主検査を推奨したため、隠れた感染者(無症状+軽傷の方)の存在が原因でしょう。
 アンケート調査によると、陽性でも約30%の人が報告しないとのこと。逆に言うと30%の感染者が、グラフの上部に隠れていたことになるんだよなぁ。実はこれが陽性率がなかなか下がらない原因にもなっているんだよね。
 さてここで、陽性率に着目します。
 もともと陽性率とは「感染者数÷検査数」なんですが、ここにカラクリが!
 医療機関への受診(陽性者)または都の窓口への報告(みなし陽性者)で感染者数や検査数がカウントされます。
 よって検査数自体が「病院に行くほど病状の悪い人+不安度の強い人」の合計になるんだよね。当然、陽性になる確率の高い集団の数字となるため高く出て当然!
 それで第6波までに比べて非常に高い、50%台の陽性率が続くことに…
 その陽性率も、ようやく下がり始めました。

陽性率推移のグラフ化
データ元: 東京都公式発表数値(2022/08/17現在)
陽性率の算出計算式:
   判明数(PCR・抗原)移動平均/検査人数(=陽性判明数(PCR・抗原)+陰性判明数(PCR・抗原))移動平均
 ※PCR検査の日にちのずれにより、陽性率の数値は時々修正されることがあります 

 陽性率が高いままの感染者数の減少は安心できないのですが、陽性率が下がり始めたことで、ようやくピークはうったかなと判断します。
 現在のように自主検査が推奨されている状況では、陽性率と組み合わせて考えることが肝要かと!

 峠の涼風の方針は、Withコロナで各自がマスク着用とアルコール消毒持参ですが、もうひとつ「行先の各自治体の方針に従う」があります。
 現在は各自治体から「来ないで」という行動制限の指針は出ていませんが、出た場合は、急きょ計画の中止も検討します。
 気になるのは、医療機関の病床使用率(8/16)が大幅に増加していることかな。
 いつ行動宣言が出てもおかしくない状況ですよ。
 東京(56%)、神奈川(98%)、埼玉(67%)、千葉(69%)
 群馬(57%)、栃木(60%) 、茨城(64%)、山梨(58%)
 
 どこも数字が悪いのですが、神奈川が壊滅的ですね。
 迷惑をかけたくないので、丹沢方面への計画は自粛かな(泣)

(おしまい)