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お知らせ

お知らせ
2024/11/07 きょう富士山の初冠雪が発表されました

2017年4月3日

大失敗、まぼろしの福寿草!

本来の予定ルート
峠の涼風初の大失敗!
目的地に行きつかず敗退です。
せっかくの好天気だったのに…
本日の記事は、反省文になります。
道なき道のコースなので事前調査必要だったか!
と…反省しきりです。


◆4月2日(日)
◆行先:「秘密の花園~大ドッケ」失敗 → 手前の884m峰で敗退
◆歩行時間:参考にならないのでパス
◆参加者: ビビ、アビー、こまくさ、ぷう、めーちゃん、どら
参加者のコメントへ
集合写真へ 登録者のみ


最初の失敗
細久保集落への入り口を見逃し、天目山林道を歩きすぎました。
時間がかかり過ぎているので引き返す。
最初の地点まで引き返すのは大変なので、途中の涸れ沢から強引に入る。
この判断は正解で、写真で見た細久保集落の廃屋あとに到達。

2回目の失敗
このあと、道が不明。方向だけを見定めて進みます。
帰宅後、冷静に地図を眺めていると南方向へいくのが正解だった。
我々は、沢を詰めて行き過ぎました。
分からない時は尾根への原則通り、山の急斜面を強引に登り、
そこから復帰しようと…

尾根への登り
かなりの急こう配です。
手掛かりのないすべる斜面を強引に登りました。
強引などらの斜面登り、「猿みたい」と言われました(苦笑)
過去に何度も経験している、どら流すべる斜面克服法です。
ポイントは、足が滑る前に手を斜面に押し付け、反動で登る。
そして手が滑る前に、次の足を出すという高速回転登りです。
登る速度は速いのですが、欠点は非常に腕が疲れること(そりゃそうだ^^;)
やり過ぎると確実に、翌日に腕の疲れが残ります。
(マネをしたい人はどうぞ→そんな人いないよね!)
ちなみに「藪漕ぎ自粛中」のどらでしたが、もう破ってしまいました(反省)

884m支尾根
無名の884mピークにて

福寿草は「どうせ積雪の下で見えない」と自分に言い聞かせてあきらめて大ドッケだけでも…と
支尾根を歩き始めましたが、どんどん積雪が増えていきます。踏み跡は、動物のものだけ。熊っぽい足跡もありました(起きている奴がいるぞ!)
積雪は30cmぐらいでしょうかねぇ~

884mのピークにて
そして、884mのピークで食事。
誰も足を踏み入れていない真っ白な山頂。
(これはこれで綺麗でしたと自分を慰めています)
ただ、急こう配の斜面で、時間と体力を使い過ぎたようです。
しかも周りは真っ白な雪の中。
時間を計算して、大ドッケもあきらめることにしました。
そして下山を決断!
なだらかな雪のピークなので、見た目、どの方向へも行けそうな感じです。
当然、標識はないのですが、逆に四方にピンクリボン^^;
西方向のリボンは大ドッケ方向かな!
東北方向のリボンは峰の尾根下山コース!
南の下山方向のリボンは、カラ沢方向と思います!
残りのひとつは登ってきた支尾根方向ですね!
多すぎると、逆に判断に苦しみます。
雪がなければ方向を見定めて、どれかを選べばいいのですが、
そもそも、雪の下が道かどうかもわからない状態でした。
ということで、確実な自分たちの踏み跡のある支尾根を下山することに…
こんなところで遭難したくないし…ネ^^b

支尾根を天目山林道へ
途中まで、自分たちの踏み跡を追います。
そのまま来た道を引き返すと、例の急斜面を降りることになります。
ということで、そのまま尾根筋を下ることにしました。
薄い踏み跡はところどころ消えたりしますが、
方向と、時々現れるピンクリボンを手掛かりに林道へ到着しました。

林道復帰後
降りた道ですが、「来た時と違うのでは?」と皆さんに言われました。
「そうかも…」と疑心案儀のどらでしたが、途中で犬に吠えられて「あっ!」
同じ道でした。来る時も吠えられたので…
ということは?
最初から間違えていたわけではないんだ…と思わず納得。
やはり集落への取り付きを見落としていたわけです。

渓流荘BS~浦山大日堂BS
渓流荘でトイレを借り、バス路線を一駅歩きます。
実は、これが正解でした。
浦山大日堂で引き返したバスですが、渓流荘BSで大勢の登山客が…
小さなバスなので、定員オーバーしかも最終でした。
バス料金=300円、タクシ料金=1330円

秘密の花園に関する情報収集
●バスの中で、福寿草を見てきたグループから情報収集。
・福寿草は雪に埋もれていた。
・ただし、手で雪をはらって一部が見えるようになっていた。
・ここの経験者はいたが、それでも道を2回間違えた。
・2回のトラバースはすべりやすく危険だった。
●単独の男性(この方は今日は別ルート)からの情報収集
・あの危険なトラバースは避けたい。
・自分なら奥多摩側の「七跳山~大平山」経由で行く。
・そうすれば福寿草群生地へ降りるところだけピストン。
・その後の下山は、ゆるやかな下り主体。

今後の作戦(来年のために)
経験者でも道を間違ったぐらいなので、調査山行の必要性を感じました。
雪のない時期に一度、調査に行ってきます。
ちなみに奥多摩側からの行程はロングコースになるので、
一杯水避難小屋泊または酉谷避難小屋泊の1泊2日コースになりますね。
調査をかねて、単独山行してみようかな…

最後に大失敗山行なので、集合写真以外は写真なしです。

(おしまい)