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お知らせ

お知らせ
2024/04/07 鳥海山(7/26~7/29)の募集を締め切りました

2017年4月27日

アカヤシオの楽園を行く 三ッ岩岳

ピンクに染まる「三ッ岩岳」
そして遠くには、ギザギザ奇岩の「妙義山」が続き
なんであんな形になるの?…という
「荒船山」の舟形シルエット!
はるか遠くには、噴煙を上げる「浅間山」
場所を移して、「妙義さくらの里」では、
奇岩を背景に前衛のさくら・さくら・さくら…
なんだか、いっぱい得したような…
内容の濃い西上州の1日でした。



◆4月23日(日) 前日テント泊
◆コース: 
上信道下仁田IC=22:45大仁田ダム下(テント仮眠)7:00~三ッ岩岳周遊
登山口に戻る=こんにゃく屋=中之岳神社付近駐車場~桜の里散策
◆参加者:どら、こまくさ、アビー、ぷう、ぽんた(主催者)

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集合写真へ 登録者のみ


大仁田ダム下駐車場:宿泊地(テント泊)
ダムの向こうにモルゲンロート
真夜中の前夜祭!
持ち寄ったおつまみを肴に、ぽんたさん差し入れの
おいしい地酒で乾杯^^
「やめられませんなぁ~」と、
内心、朝までOKのどらでしたが、そこはみなさん、
本来の目的を忘れず眠りにつきました…
どらだけは、飲み足りないの声が
頭の中で反響していました^^;
それでも「アルコールの威力+ダブルマット」の
おかげで、熟睡へ一直線!
朝一番遅かったのは、何を隠そう…どらでした^^

大仁田ダム~竜王大権現
タチツボスミレ、マルバスミレ、エイザンスミレたちに見送られながらの登山道。
「春だなぁ~」とカメラをパチパチ。
ひたすら、一方通行の登りが続きます。
竜王大権現には、さびた剣が数本…後ろの岩の塊がご神体なんでしょうね~
竜王って、ドラクエⅠのラスボスだったなぁ~と…
ずっと斜面が続きます
竜王大権現を覗き込む皆さん

竜王大権現~稜線
竜王大権現を過ぎると、岩交じりの登りに様変わりします。
そして、三ッ岩山の稜線へ。
岩交じりの登りが続きます
ついにアカヤシオに遭遇

稜線~三ッ岩岳
ここからは、満開のアカヤシオの中を行きます。
そして、個性的なシルエット、西上州の山々を堪能します。
あざやかなピンクに感動
遠くには妙義のギザギザの稜線

さらに青空に向かって岩場を登り続けます。
続くアカヤシオの岩場
もうすぐ山頂です

三ッ岩岳山頂
山頂は切れ落ちた岩場で、360度の展望が広がります。
しかもピンクの特等席があちこちに…
そしてお決まりの三角点制覇!!!
アカヤシオの特等席です
三角点制覇!!!

遠くには、噴煙を上げる浅間山の姿が…
ふと目を下にやると、
切れ落ちた岩場の端っこで、単独の男性が座っていました。
下に落ちたストックを、身を乗り出して取ろうとしています。
「危ないよなぁ~」「ワンミスが命取り」とぽんたさんとどらの会話…
と、振り返ったどらは、山頂標識に頭をゴツン!
どらのワンミスでした^^;
遠くで噴煙を上げる浅間山
憎き山頂標識!

それにしても、アカヤシオが青空に映えます。
アップの写真を1枚^^ 見えにくいですが、蜂も写っています。
下方には、アカヤシオとヒカゲツツジのコラボの姿が…
奥にいる蜂は見えますか?
ヒカゲツツジも咲いていました

三ッ岩岳~大仁田ダム
下山の最初は、ピンクのカーテンロードです。
そして、切れ落ちたロープ場を通過します。
ここ、足場があるので、体重をかけることはないと思いますが、
鎖のほうがいいと思いました。
通過する人次第ですが、少し危険な匂いがします。
圧巻のピンクの山頂でした
途中には切れ落ちたロープ場

さらに下山を続けると、前方から「どらさん、戻って~」の声が…
何事かと思うと、通り過ぎた岩のてっぺんでの万歳ポーズの要求!
え~! 10m登りかえすの?
そういうことは、その場を通る時に言ってくださいと拒否(キッパリ)
映画監督は、俳優には無理を要求しますが、自分には要求しません^^;

沢に近づくと、ハシリドコロの花が…
根と茎の毒性が特に強いといわれていますが、適量だと薬効があります。
ロート製薬の「パンシロン」にエキスが使われているとか…
さらに、このあたりからヤマネコノメの群生が目立つようになります。
毒があるというハシリドコロ
ヤマネコノメの群生

妙義さくらの里へ
観光地なので、たくさんの観光客がいました。
里は広く、園内を全部回ろうとすると、それなりに歩くことになります。
妙義連山と桜との対比が見事でした。
表妙義の奇岩に圧倒されます
桜の道を歩く皆さん
妙義と桜のコラボ
少し違う角度からのアップ

妙義の麓を歩く皆さん
船のような姿の荒船山
ピーカンの桜の里でした
桜が鮮やかですね

足元にはたくさんのお花さんたちが…
アカネスミレかな?
タチツボスミレですね

コガネネコノメソウ
マルバスミレ、少し違う?
ミミガタテンナンショウ
左の写真は、
ミミガタテンナンショウですね。
マムシ草との見分け方は、
耳たぶのあるなしと茎の模様です。
耳たぶのようなものが張り出しているでしょう。
だからミミガタなんですよぉ~
写真の茎は緑一色ですが、
マムシ草は、まだら模様になっています。
マムシ草の名称の由来は、
実はその姿ではなく
茎のまだら模様がマムシに
似ているからだとか。

スミレもそうですが、
花の特定は難しいものです。

(おしまい)