前回の丸岳では最凶の毒キノコ「カエンダケ」に遭遇。
今回は最凶の昆虫「オオスズメバチ」に2回も遭遇。
なんだか変な流れが…
次回は毒ヘビに遭遇だったりして(苦笑)
さて今回は危険生物の実害ありです。
序盤のピーク「棚横手山」登り口にある階段の左側にとんでもない物が!
スズメバチのお家がど~~んとぶら下がっていました。
その距離5mぐらいか?
「どうしよう」と見ていると、巣の表面の蜂の数が徐々に増えていきます。
「警戒されてる?」と遠巻きに移動し、他の登り口を探すも…ない(泣)
危険を冒す勇気もなく、棚横手山登頂はあきらめ目的の甲州高尾山へ。
10月20日(日)中央線
甲州高尾山~大日影トンネル遊歩道
参加者:かずちゃん、グッチ、こまくさ、どら
コース:所要時間6時間15分
大滝不動尊~展望台~棚横手山手前の階段で断念~富士見台~甲州高尾山~
愛宕山~柏尾山~大日影トンネル遊歩道~勝沼ぶどう卿駅
大滝不動尊~展望台~棚横手山
勝沼ぶどう郷駅から大滝不動尊まではタクシーでワープします。
奥宮へ向かう階段の右手に前滝、奥宮の左後方上方に大滝…
前滝ということは後滝もあるのかなぁ?
実は奥宮のさらに奥のロープ場を登ると、小さな滝がありました。
そして赤い橋を渡って尾根へ向かいます。
迂回路を使うように誘導の看板が!
いやいや、整備された道は嫌いなので登山道を登りますよ。
階段の右側には前滝 大滝が奥宮の情報に見えます |
安全な迂回路ではなく 赤い橋から登山道へ |
落石・滑落を注意していたけど、普通の登山道でした。
たぶん大滝不動尊の観光客向けの注意書きですね。
ところどころでセンブリとリュウノウギクが咲いていました。
展望台から |
センブリとリュウノウギク |
棚横手山断念
棚横手山手前でピークを前に林道と交差します。
さあ登ろうと足を進めると、階段横に恐ろしい物がデ~ンと!
日本最強、いや世界最強の昆虫オオスズメバチの巣がありました。
巣まで5mぐらいの距離なので、さすがに危険すぎるでしょう。
※当ブログに蜂の記事あり
他の登り口はないかと迂回路を探しましたが、ありませんでした。
結論は棚横手山登頂を断念です(泣)
蜂の巣前~甲州高尾山
登頂をあきらめ先を急ぐと、下から登ってくる登山者が数人。
いちおう蜂の巣情報は伝えておきました。
あとで出会ったときに、彼らも登頂を断念したそうです。
さて途中で分岐を見過ごして10mぐらい下ってしまいました。
すぐに違和感を感じて、修正できたのは幸いでしたが…
ちなみにその分岐口、草ぼうぼうで登山道に見えません(苦笑)
意を決して藪漕ぎ突入です。
富士見台経由で甲州高尾山へのコース(やっとお昼休憩!)
差し入れのお菓子が多すぎて、お昼ご飯いらないかも?
これじゃぁ見落とすよね! |
藪の中で紅葉を見上げる |
甲州高尾山~愛宕山~柏尾山
基本、下りの山道が続きます。
すべりやすいザレた急坂を下っていくので、転倒に注意を…
と思っていたら、女性陣3人が尻もち転倒の連続でした。
どらは昨年の骨折以降、ストックを使用しているので大丈夫です。
と、途中でワラビの大群落に遭遇!
これって春には採り放題?
山菜好きにはたまらない山登りになりそうです(笑)
ワラビの群落地を歩く |
柏尾山到着 鉄塔に吊り下げていいの? |
柏尾山~大日影トンネル遊歩道~勝沼ぶどう郷駅
さあ、本日の山行も最終版です。
通行止めだった大日影トンネル遊歩道が、今春から開通したとのこと。「これは行かなくては」と今回の計画をしたんだよね。
薬師堂を抜け、駅とは反対方向へ向かいます。
道路の左右にはぶどう畑が…
すべて収穫されていました。
無事下山しました 何か手に持ってる? |
これ、栗じゃないですよ 実はどんぐりです |
中は当然真っ暗! ワインを運んだ道です |
最後にどらには試練が待っていました。
改札を通ろうとしたら、駅員からストップ!
そこで気づきました。
Suicaがない(泣)
そして判明した事実が…
Suicaを失くしていたようです。
結論は、駅到着時にチャージしたときに券売機に取り忘れていた。
チャージしたつもりが出来ておらず、戻った現金とともに…
損失額は3000円の現金と、誰かが人のカードで購入した476円分(泣)
あと駅員がカードを返すのに身分証明が必要とのこと。
でも登山時に身分証明などの貴重品は持っていかない…
なんとか事情を説明して返してもらいましたが、これは盲点でした。
次回からは身分を証明するものを持ち歩こうと勉強になりました(苦笑)
<追記>
そういえば下山途中で、食事中のオオスズメバチ達を発見しましたね。
メンバーが写真を撮っていましたが、ちょっと心配していました。
スズメバチ達は食事に夢中で、人に気づいていませんでしたが…
他のスズメバチとの見分け方は、体の中央部が真っ黒なことかな。
(おしまい)