道路から見上げる山は、黒い雲に覆われていました。
「途中敗退」という言葉が、頭の中を駆け巡ります。
幸い天気が崩れることもなく、それでいて温度が上がるでもなく、
時々の木漏れ日のなかの新緑登山となりました。
今年のどらは、曇り男から晴れ男に出世したようです^^
◆6月12日(月)大羽根山~槇寄山 奥多摩
◆所要時間:4時間30分
◆コース:
「数馬の湯」10:00~浅間尾根登山口~大羽根山~
数馬峠~笹尾根~槇寄山~九頭竜の滝~数馬BS~
14:30数馬の湯=(車で移動)=
奥多摩周遊道路=「のめこい湯」
参加者: ひまわり、ビビ、jun(ビビの夫)、どら
数馬の湯が月曜日は休館であることを忘れていました。
そこでビビさん登場!
奥多摩周遊道路を経由して、のめこい湯まで行く計画を立案^^b
冷静に考えてみたら…
少し無理があるような…ないような…
自由奔放、固定概念皆無の自由人「ビビさん」らしい計画でした(脱帽!)
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集合写真へ 登録者のみ
武蔵五日市駅~数馬の湯
車で移動しました。
いつもはバスで行く道ですが、意外と新鮮! 満足です。
数馬の湯の駐車場に止めようとしたら、管理人らしき人からイエローカード!
車で離れる管理人らしき人を見送りながら、
「このままでも大丈夫じゃない?」と強気のお言葉!
男性陣は気が弱いので、駐車場を出て、空き地に駐車と判断しました。
数馬の湯~大羽根山登山口~大羽根山
マイナールートとは思えないほど、整備されていました。
しかも登り始めてすぐの斜面に、カタクリの群生地の表示が!
これは穴場ですね φ(..)メモメモ
こういう生情報って、現地に行かないと分からないですからね。
群生地を過ぎると、背中に大岳山の姿が(すぐに判ります、形で)
御前山も姿を現しました。
判りやすい大岳山 |
こぶが二つの御前山 |
ガクウツギは清楚な感じがします。
見頃一歩前のコアジサイ |
コゴメウツギは今が旬 |
清楚なガクウツギ |
そんな新緑の道を歩く |
山道としてはわかりやすい道でした。
木には説明の名札がつけられており、中学生の植林地帯もあり、
地元の小中学生の、お勉強用の道かな? 遠足用の道かな?
と勝手に解釈していました。
大羽根山~笹尾根~数馬峠
木漏れ日の中の新緑の道を歩き続けると…笹尾根に合流。
(過去の笹尾根の投稿記事)
笹尾根はアップダウンがゆるやかで、足にやさしい山道だと思います。
しかもどこから登ってもいいし、どこから降りてもいい。
奥多摩側からも中央線側からも自由自在。
そのため尾根上に十字路が多い^^
登山口がたくさんあるので、自分の体力に合わせて計画が組めます。
広葉樹が多いので、秋には、黄色一色に彩られるのも魅力的です。
みなさんもいかがですか?
ちなみに気合のある人は、高尾山から三頭山までの笹尾根全踏破も…
日帰りは無理ですが^^;
数馬峠からの権現山 |
道志の山々、丹沢の山々を一望できます。
ベンチもあるので、
お昼休憩には最適な場所ですよ^^b
今日は雲の中で見えませんでしたが、
富士山も見ることができます。
数馬峠~槇寄山
数馬峠から少し登ると、西原峠に到着します。
すぐとなりの斜面を数分登ると槇寄山となります。
笹尾根はどの峠も、樹木が伐採されていて、景色がいいですねぇ~
槇寄山の酒豪写真です(間違えた!集合写真です)^^;
そしてどらの首には、100均のタオル。
何回も落とすので、ついに100均購入になってしまいました。
槇寄山の酒豪写真? |
槇寄山を写真でパチリ |
左の写真は途中にあった「国定忠治が遠見した木」
何を見たのかな? 赤城山?
そして、途中で枝分かれの道が現れます。
junさんが、細い道のほうへ行きたいと…
考えてみたら、このご夫婦、似た者夫婦です^^;
前回の権現山では、奥様がツツジ新道へ行きたいと
言っていなかったっけ?
ルート変更の要望が時々出ます^^;
問題のないレベルですが…
というより、どらも細い道大好きです。
登山中も、お互いがツッコミあっていたような…
そこが、ぽ●●さんとア●●さんの漫才と違う(名前を出してゴメンナサイ)
あちらは、ボケとツッコミの役柄がはっきりしていましたが…
九頭竜の滝~数馬の湯
趣のある九頭竜ノ滝 |
九頭竜の伝承は、日本各地にあります。
こちらの九頭竜神社も小さいながらも、
参拝客が多いそうです。
古事記に出てくるヤマタノオロチも、
八つの股の大蛇という表現です。
ということは、
九つの頭を持っているということになります。
三頭大滝、夢の滝、九頭竜の滝、龍神の滝、雨乞いの滝の五つです。
どらが一番好きなのは、やわらかく滑り落ちる夢の滝です。
これにやや荒れた道の菅平ノ滝を加えて、「六滝めぐりで三頭山」もいいかも!
そのうち企画しますね^^b
菅平は、夏は藪漕ぎの虫だらけなので遠慮しますが…
数馬の湯=丹波(たば)のめこい湯
車で奥多摩周遊道路を移動します。
のめこいの湯は、アルカリ泉質のまったり湯。
雲取山、飛龍山からの下山によく使われるますね。
右の写真は、道の駅「丹波」での一コマ。
熊さんとかわいさ勝負中のひまわりさん。
おすまし顔で写真に収まるビビさん。
そして、お土産購入でテンションの高いどら。
さて最後に、奥多摩のスパ温泉を紹介します。
現在、「大多摩湯めぐりスタンプラリー」のイベント中とか^^
東から紹介しますと
つるつる温泉 登山対象-日の出山・麻生山・金比羅尾根
瀬音の湯 登山対象-馬頭刈山・臼杵山・戸倉城山
数馬の湯 登山対象-浅間嶺・三頭山・笹尾根
もえぎの湯 登山対象ー奥多摩駅経由のすべての山
小菅の湯 登山対象ー鹿倉山・奈良倉山・大マテイ山・三ッ子山
のめこい湯 登山対象-雲取山・飛龍山・熊倉山
奥多摩の温泉は、肌にやさしい「ぬるぬるまったり感」が特徴です。
下山後のさっぱりにいかがですか?
(宣伝してしまった!お金もらっていないのに…)
(おしまい)