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お知らせ

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2024/11/07 きょう富士山の初冠雪が発表されました

2019年8月1日

(本編)台風の中のお花畑 谷川岳~茂倉岳

熱帯低気圧?台風?どうなるか動きが不明な太平洋上の低気圧!
行けると判断し、開催した「谷川岳~平標山」でしたが、
肩ノ小屋到着時には強い風が吹いていました。
小屋番のおじさんからの情報で、これからが本格化するとのこと。
「こりゃだめだ!」と
今後については、明日の朝に判断することにして、急きょ素泊まり交渉。
幸い泊めていただけました。
翌日の結果は、「谷川岳~茂倉岳」コースとなることに…
7月26日(金)~27日(土)
谷川岳~茂倉岳
参加者:よっちゃん、かずちゃん、どら
コース:
1日目
天神平~熊穴沢避難小屋~ザンゲ岩~肩ノ小屋~谷川岳ピストン
(トマの耳・オキノ耳)
2日目
肩の小屋~谷川岳~一ノ倉岳~茂倉岳~茂倉岳避難小屋~矢場ノ頭
~茂倉新道入口
 
滑りやすい岩場を登る
天神平~谷川岳~茂倉岳











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1日目
天神平~熊穴沢避難小屋~ザンゲ岩
どんよりと曇り空の下での山行開始となりました。
小学生の団体があっちこっちにいっぱい!
前にも団体さん、後ろにも団体さん。
子供たちに大きな声で説明するガイドのお姉さん。
「フムフム」と、こちらが聞きいってしまいました(参考になりました)^^
ザンゲ岩のてっぺんでは、小学生たちが大騒ぎ!
さすがに登るのをあきらめました。
小学生の団体さん達は、ザンゲ岩で引き返すようです。
最初は雨は降っていません
この中に突っ込む気合なし










ザンゲ岩~肩ノ小屋~谷川岳(トマノ耳・オキノ耳)
肩ノ小屋が近づくころ風が強くなり、雨もパラパラ!
小屋で休んでいると、暴風に変わり始めます。
「こりゃだめかな?」と小屋番のおじさんに相談。
「これからどんどん悪くなるよ」
「台風通過前より台風通過後の方が大変だよ」
「通過前で風速38m、通過後で48mぐらいかなぁ」
ということで、交渉して素泊まりすることになりました。
ならばと、今のうちに谷川岳を往復しておこうと…
谷川岳(トマノ耳)
谷川岳(オキノ耳)


周辺は岩の間を抜けていくイメージです。
岩が濡れているので、滑らないように気をつけねば…
岩の間を抜けていきます①
岩の間を抜けていきます②










その後、肩ノ小屋に戻り宿泊へ。
夜はずっと、雨風の音がうるさかったですよ。
「明日は大丈夫かなぁ」
メンバーの話によると、どらの鼾の音が多彩で笑ってしまったとのこと。
いや、どらには記憶がございません(キッパリ)

2日目
肩ノ小屋~谷川岳~一ノ倉山
天気がやや落ち着いているので、小屋番のおじさんに相談。
ただし一ノ倉岳までは滑りやすいとのことで「気をつけて」とのこと。
昨日歩いた谷川岳を越えて、一ノ倉岳へ向かいます。
晴れていれば何ともないコースですが、確かに足場が滑りますね。
足場に注意
この鎖場がツルツルで大変でした










一ノ倉岳では、難路の中芝新道への道を発見。
ちなみに中芝新道は、危険マーク・迷マークが頻出するコースです。
一ノ倉岳到着
中芝新道への入り口


一ノ倉岳~茂倉岳
本日のメインコースです。
高山植物のお花畑を風が吹き荒れていました。
暴風とお花たちの情報はこちらを参照
いい経験になりました。
「こんな経験したくないよ」という声が聞こえてきそうですが、
結構、楽しかったですよ^^
ガスの中を歩きます
強風に耐えながらの撮影










茂倉岳~茂倉岳避難小屋~矢場ノ頭
ピークを過ぎると、風が収まってきました。
そして厚い雲の合間に日本海が見えてきました(ちょっと感動です)
下方には避難小屋が見えています。
ちなみに避難小屋の扉が壊れていて、水が入り込んでいます。
水場も2分のところにありました。
写真では日本海が写らない
強風の中、ちょい休憩










何組かのグループとすれ違います。
すれ違い後、メンバーから上から目線発言多発!
背筋が曲がってよたよた歩きのおばさん、
10mほど歩いては頻繁に立ち止まるおじさん。
「あんなんで上まで持つかなぁ?」「無理じゃない?」

他人事会話の罰があたった?
どらが思いきり転倒しました(やっぱり疲れの蓄積かな…)
本当はよそ見をしていて、石に躓きました(反省)
しかも選んだように左が切れ落ちている箇所ですよ(怖いなぁ)
落ちたら命を落としていますね。
どういうわけか不自然に、安全な右側方向へ転倒していました。
「本能?」かな…
ちなみにハインリッヒの法則だと、こんなことが30回あると1回ぐらいは
大ごとになる事故になる確率だそうです。
景色はずっといまいちでした
矢場ノ頭に到着










矢場ノ頭~茂倉新道入口(タクシーで越後湯沢駅へ)
矢場ノ頭を過ぎると樹林帯に入ります。
面白いのは登山道の何か所かで、根っこのジャングルジムになっていること。
根っこの下が、空間になっていました。
へとへとになって、茂倉新道入口に到着しました。
疲れたので、タクシーを呼ぶことにします。

しかし疲れたなぁ~
風は強くて煽られるし、岩は濡れて滑りやすいし、
ただでさえ重いザックは雨で濡れて重いし…
ここ数年で、一番、疲れました。

(おしまい)