黒岳~牛奥ノ雁ヶ腹摺山(大菩薩山系)
参加者: かずちゃん、よっちゃん、くばちゃん、どら
所要時間:7時間30分
コース:
真木林道側湯ノ沢峠登山口~湯ノ沢峠~白谷丸の展望台~白谷丸~黒岳~
川胡桃沢ノ頭~牛奥ノ雁ヶ腹摺山~すずらん昆虫館
終始、曇り空の1日でしたが、草原の尾根筋を満喫できました。
絶景は期待できなぁ~と思っていましたが、梅雨明け宣言にもかかわらず、
涼しい山行となりましたね。
8月1日で涼しいとは、ある意味、ラッキ―でした。
マイナーの真木側から入山し、メジャーの日川側へ抜ける計画ですね。
それにしても、サプライズが多かったかなぁ(苦笑)
あるメンバーの二度の悲鳴に驚かされ、
ずっと写真に撮りたかったアサギマダラとの遭遇もありました。
満足です、久しぶりの歩きで疲れたけどね…
左:アサギマダラ
右上:白谷丸周辺の草原
右下:下山途中の縞枯れの林の中
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真木から入山、すずらん昆虫館へ抜ける |
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真木林道~湯ノ沢峠
マイナーの西側の湯ノ沢沿いから、湯ノ沢峠を目指しました。
当然、誰とも会わない貸し切りコースですよ。
メンバーから、いつもこのペースで歩いてほしいと要望が(苦笑)
いやいや、久しぶりの山登りで、足が鈍っているんですよ~
とはいえ、湯ノ沢峠まではほぼ標準タイムでした。
と、突然、前方から悲鳴が!滑落か!
実は、メンバーの腕にヒルが喰いついた悲鳴でした。
吸血種の山ビルがこの山域にいたっけ?と調べたら…
東丹沢ほどではないとしても、この山域にも広がっているようですね。
しばらくは沢筋の計画は避けようかな…
マルバタケブキの蕾が一杯 |
この先で悲鳴があがりました |
湯ノ沢峠~白谷丸展望地~白谷丸
湯ノ沢峠でトイレ休憩と、避難小屋調査に向かいました。
避難小屋調査は、近い将来の甲州アルプス縦走の情報収集です。
そして、本日一番のお勧めコースに入ります。
特に白谷丸の西側の広場は、皆さん気づかにパスしてしまうのですが、
実はお花畑を抜けていく小さな展望台になっています。
ここは、お気に入りの場所なので、行かれる方は見逃さないようにね(笑)
切り上げ80歳のご夫婦が
「何度も来ているけどこんな場所があるんだ」と驚かれていました。
このご夫婦とは黒岳でも出会いましたが、元気一杯で、
自分たちも、あの年齢まで山登りをしたいなぁ~と(シミジミ)
コウリンカが満開です |
オレンジ一色ですね |
右前方の岩を目指します |
残念ながら雲の中でした |
白谷丸~黒岳~川胡桃沢ノ頭~牛奥ノ雁ヶ腹摺山
さてここからが小金沢連嶺の南側のミニ縦走ですね。
黒岳と川胡桃沢ノ頭は展望はありません。
ただ気持ちのいい草原の道が何度も出現しますよ。
そして空模様が少し心配ですが、雨に打たれることなく牛奥ノ雁ヶ腹に到着。
ここまでくれば、雷の心配は低くなりますね。
白谷丸 |
黒岳 |
川胡桃沢の頭 |
牛奥ノ雁ヶ腹摺山 |
牛奥ノ雁ヶ腹摺山~すずらん昆虫館館
さて、下山ですね。
ここからは縞枯れの中を歩くコースになります。
数年前に来た時に、メンバーが枯れた林を心配していましたが、
自然現象だと説明したっけ…
自然って、不思議ですよね(笑)
途中最後の舗装路に出たところで、道を間違いました(20分ぐらい?)
ただこの間違いが幸運を呼び込みます。
なんとヒヨドリバナ(ヨツバヒヨドリ)の群落が、道路わきに満開の状態。
そして、たくさんのアサギマダラが乱舞していました。
ずっと写真に撮りたかった蝶々です。
海を渡る蝶々として有名ですね。
アサギマダラ(雄) |
アサギマダラ(雌) |
羽根の下方に黒い●が
あるのが雄です。
数は雄の方が多い。
そういえばアサギマダラに癒されていたときに、本日2回目の悲鳴が!
今度は何だ!蛇を踏みかけたようです。死んでいましたが…
ヒルと同じ人物の悲鳴でした。
なんか、祟られてるなぁ(苦笑)
今回は、たくさんのお花さん達に会うことができました。
紹介しますね。
ウスユキソウ |
ヤマハハコ |
コウリンカ |
キオン |
ヤマオダマキ |
カイフウロ |
コオニユリ |
ヤマホタルブクロ |
ハナイカリ |
ヨツバヒヨドリ |
今回の山行は、時間がかかりましたね。
寄り道が多かったし、いつもよりペースが遅かったようです。
最終バス(16:00発)に間に合わず、タクシーを呼ぶことに…
まあ、昆虫館のおじさんとたくさんの話ができて、それはそれでラッキーでした。
甲州アルプスの命名者「アルピニスト天野和明氏」の話が面白かったなぁ~
(おしまい)