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お知らせ

お知らせ
2024/04/07 鳥海山(7/26~7/29)の募集を締め切りました

2015年7月3日

強引な崩落地登り、南沢あじさい山^^

空は紫陽花(あじさい)日和の曇り空。しかも雨模様の梅雨時。
7月2日(木)ベストな天気と、意気揚々、武蔵五日市駅をスタートしました。
◆予定コース
武蔵五日市駅→南沢あじさい山→金比羅尾根→日の出山→築瀬尾根→澤ノ井園(利き酒)
◆結果コース
武蔵五日市駅→南沢あじさい山→星竹林道→瀬音の湯

あじさいの中の笑顔のZIZI
南沢あじさい山までの道中は、いたるところで、森の小人「ZIZI」が案内してくれます。
道標を見なくても、小人の姿を追いかけると、いつのまにか南沢あじさい山に・・・
ZIZIは、NHKの人形劇「プリンプリン物語」の人形の作者、友永詔三(あきみつ)氏の作です。

同氏の「深沢小さな美術館」は、こじんまりした美術館です。いい感じですね。
あじさい山の奥にありますが、どらはまだ見ていません。いつか行かねば^^;


雨がよく似合う奥多摩の南沢あじさい山。
個人の山ですが、山の斜面いっぱいの10,000本のあじさいが、どらを迎えてくれました^^ ただ、ピークは過ぎつつ・・・でしたネ。

あざやかな青と水滴がキレイです
とはいえ梅雨時なので、あじさい達も、雨を浴びて、元気いっぱいでした。









あじさいの道を行きます
道は、あじさいの中を行きます。
去年来たときと違い、道には砂利が。歩きやすくなっていました。
さまざまな色のあじさいの歓迎を受けました



















あじさい山を後に、先へ行こうと急坂を登り始めると、左手にどらの冒険心を呼び起こすピンクリボンが、小さな沢の先に・・・
とても、道には見えないのですが、方向は金比羅尾根^^
これは、行くしかないな・・・と沢の中へ足を踏み入れてしまいました^^;
さて、結果や如何に?
(上から)斜度と長さ、伝わりますか?
横幅2mぐらいの小さな沢を登り詰めた結果は、なぁんと・・・斜度50度、距離40mぐらいの大崩落地でした。崩落地の先は、十中八九、金比羅尾根の立体交差の手前でしょう(上は何回か通っているので想像がつく)
引き返そうかな?強引に登ろうかな?
結局、誘惑に負けてしまい、急斜面を強引にアタック開始!
万が一、足を滑らせても、ズルズルズルーと行くだけなので、怪我の心配はないだろうと判断。
(良い子はまねをしないようにネ^^;)
足場は滑る、手を使いたくても掴めるのは浮石のみ。靴のエッジを最大限に利かすため、足は思い切り開いた状態。手は浮石を斜面に押し付けて摩擦力活用^^;
いやあ~、ここは疲れましたね~ 落石が心配なので、上を見ながら首を上げていたので、登り切った後、首が痛かったです^^;

さて、ここで2つの問題が発覚・・・
◆雨で濡れた斜面だということは、下半身が泥だらけ(電車乗れないよぉ~)
◆途中藪こぎしたので、ザックにダニの死骸が数匹(マダニ、怖いなぁ~)

一挙にテンションが下がりました。 しかも雨もポツポツ・・・と
どらの頭の中で、瞬時に、次の公式が成り立ちました。
◆行く先は?=温泉+ビール>日の出山+利き酒

ということで、十里木にある瀬音の湯へ向かって、星竹林道を西へGO!
ズボンをきれいにする、マダニにやられてないか確認する、
そして冷たいビール、頭の中はそれだけでした^^

瀬音の湯では、よそのおばちゃまとお話三昧。
どうも、どらは見知らぬおばさんたちに声をかけられやすいオーラがあるそうな・・・
そういえば先般も、街中を歩いていたら、ベンチのおばさんに声をかけられました。ペットボトルのキャップ、開けてくれって・・・(おしまい)

2015年6月30日

高尾山の良さをアピール

お待たせしました(待っていないって?)
それはうそです。(何故わかるかって?)
ブログには統計分析できる機能があるんです。
「高尾山徹底分析」のタグ、結構、クリックされているようです^^;
ということは、興味のある人が多いということ・・・(ばれていますよ^^)

それでは、高尾山、徹底分析の投稿を開始したいと思います。
ミシュランガイドで三つ星を獲得した高尾山ですが、そもそも、この三つ星、どんな観光地が、獲得しているのでしょう?
気になったので、ちょっと調べてみました^^

正確には、「ミシェラン・グリーンガイド・ジャポン」といい、三つ星は日本の観光地の20か所が選定されています。
その中で、登山に関係するところはというと・・・
以下の5つかな・・・
◆富士山:言わずと知れた世界遺産。これははずせませんね。
◆高野山:日本の仏教の聖地ですね。外国人受けしそうです。
◆屋久島:樹齢2000年~7000年の鬱蒼とした自然を体感できますね。
◆熊野古道:1000年を超える自然崇拝の霊場ですね。
そして、高尾山ですね。
◆高尾山:都心から1時間以内で、豊かな自然が評価されました。

他の三つ星に比較して、何か俗な感じがしないでもないですが、
そこがまた、手軽でいいかも・・・ですね^^

さて、管理人「どら」が感じる、高尾山の良さは・・・
◆なんといっても、その手軽さ。当日の天気を見て、昼からでも登れます
  どらがよくやるパターンですね。
  登山というより、他に目的があるパターンです。
◆あと、初めての山を登る入門者から、健脚まで、いかようにも設計できる
  コースの多彩性
   こんなにコースがあるんですよ^^b
 ・メジャーな1号路(表参道)6号路(沢沿い)稲荷山コース(尾根沿い)
 ・マイナーな蛇滝コースいろはの森コース
 ・ちょっと捻った、ろくざん亭経由高尾病院裏経由大垂水峠経由
 ・小仏城山経由なら、日影沢林道城山東尾根、あるいは弁天橋経由
 ・小仏峠経由なら、美女谷温泉から、あるいは小仏BSから
 ・景信山からなら、小仏BS小下沢林道景信山東尾根から
 ・その先の陣馬山からも可能。途中にもたくさんの登り口が・・・
 ・北高尾、南高尾からの周回も可能ですね
 ・健脚向けの生藤山、あるいは三頭山経由の全笹尾根縦走
 ・戸倉三山からの吊尾根経由というのも考えられますね
 ・それ以外にも、バリエーションルートが多々ありますね。
◆どらが挑戦した食べ歩きというのもあります。
 高尾山から景信山へかけて、「利きなめこ汁」もやったことがあります。
 さすがに、1山行3杯が限界でしたが・・・
 茶屋ごとに味が違うんだよね~、さっぱり系、こってり系、しょうゆ味、みそ味
 何でもござれ・・・です。
 ちなみに、皆さんご存知でしたか?
 高尾山に近づけば近づくほど、値段が高くなるということを・・・
 高尾山周辺は350円、小仏城山からは250円が相場です。
 あと、夏の小仏城山の「かき氷」も豪快でいいですね。
 正直、どらでは食べきれないぐらいの大きさで、注文は、
 ハーフサイズにしています。
 黒豆あんこの「天狗焼き」も、はずせないですね^^;
◆あと、高尾山は花の100名山ですね。
 いろんな花が咲いていて、それを求めての山登りも楽しいですよ^^
 どらは、まだ見ていないのですが、「緑の二輪草」を見たいなぁと・・・
◆そうそう、忘れてました。12月中旬ごろのダイヤモンド富士^^b
 他の山だと日没後の下山が心配で、日帰りは厳しいですが、
 高尾山の場合は、ケーブルカーや1号路経由とかありますしネ^^
◆さらに、むささびを見るビヤガーデンで夜景というのもありですね。

詳しくは、次回からの記事で、お楽しみくださいネ^^

2015年6月27日

「花暦~はなごよみ」について

雪の中で、
けなげに咲く福寿草
山で出会うお花さんたちを、
オリジナルソング「花暦~はなごよみ」
スライド動画にアップしました。

作曲・作詞したのは、1年半前ですが、今回、美しい花の写真に合わせて、編集してみました。
顔に似合わず(自分で言ってしまいました^^;)、ロマンティストの「どら」でした^^;
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<歌詞>
春はあけぼの 瑠璃(るり)沈む森に
染(し)みゆく光 浮かぶ二輪草(にりんそう)
古(いにしえ)に泣きし 恋人たちは
千歳(ちとせ)の時を超えて 巡りあい戯れる

一人静(ひとりしずか)は 儚(はかなき)き運命(さだめ)に
愛しき人を 偲(しの)び そろり舞う
ときおりそよぐ 微風(かぜ)に身を震わせ
謡(うた)い 謡う
また二人の時間(とき)が 重なりますよ・う・に

花びら白きは 一途(いちず)な想い
夏の初めに 岩銀杏(いわいちょう)揺れる
波打つ花弁(はな)は 乙女の祈り
常世(とこよ)の愛を信じ 水際(みずぎわ)にそっと咲く

秋は夕暮れ 茜(あかね)が溶(と)け込む
竜胆(りんどう)の花 あなたへ捧げます
やさしき笑顔 遠きそのまなざし
願い 願う
また二人の愛が 重なりますよ・う・に

花びら藍(あお)きは 切なき哀歌(あいか)
松虫草(まつむしそう)は 記憶の歌集
ひとつひとつの 花弁(はな)が詠み人(よみひと)
契りし「言の葉」舞う まなざしのその奥に

咲くやこの花 冬ごもり
今は春べと 咲くやこの花

冬はつとめて 雪ひかる路(みち)
福寿(ふくじゅ)の花が 片隅にそっと
花の暦(こよみ)は 永遠(とわ)の移ろい
恋人たちの並ぶ 足跡は春へ行く

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山に登るまでは、花には全く興味がなかった管理人どら。
いまだに、ほとんどの花の名前は知らず、写真を撮っては持ち帰り、あとでネットで調べて納得している状態なんですよネ^^
そこで、山で出会うお花さんたちをテーマに曲を作ろうと思い立ちました。
素人の拙い曲作りなので、いまいちなのはお許しください^^;

さてさて、歌詞の内容ですが、好きな花の花言葉に合わせて、和風テイストに捻ってみました。合っているかどうか、登場する花の花言葉を並べてみます。

二輪草(にりんそう)          
◇花言葉:ずっと離れない
ペアで咲く花です。かって一緒になれなかった恋人たちの生まれ変わりをイメージしました。
一人静(ひとりしずか)         
◇花言葉:静謐、かくされた美
吉野静とも呼ばれるこの花には、ドラマチックな言い伝えがあります。
歴史好きな方ならピーンとくるでしょう。悲劇のヒーロー、源義経の恋人、静御前(しずかごぜん)が、義経を偲んで、舞いを舞った時の姿になぞらえて名前がついたようです。歴史ドラマの涙の名場面ですね。
岩銀杏(いわいちょう)         
◇花言葉:清楚
高山の湿原に咲く花で、葉っぱが黄葉し銀杏に似ていることから、名前がついたようです。花の特徴は花弁の先端が波打っており、一途に想いつづける乙女心を表現してみました。
竜胆(りんどう)              
◇花言葉:あなたの悲しみに寄り添う
その色から哀しいイメージがつきまといますね。歌詞は、なくなった恋人を思い出しているイメージなんですが、暗いですね^^;
松虫草(まつむしそう)         
◇花言葉:不幸な恋、悲しみの花嫁
諸説あるのですが、松虫が泣く頃に咲くからというのが名前の由来のひとつです。「花びら藍きは・・・」に合わせて語呂の合う青い花を探したのですが、この花しかなくて・・・^^; 花弁のひとつひとつを和歌にたとえ、思い出す言葉のひとつひとつになぞらえたのですが・・・
どんどん暗くなっていきます^^;
福寿草(ふくじゅそう)          
◇花言葉:永久の幸福
ネーミングからして、いい花言葉が想像されますね。最後に明るくなって、よかったです^^ 雪の中で顔を覗かせる姿は、なぜかうれしくなりますネ^^
暗い流れの歌詞でしたが、最後に、恋人たちは一緒になれて、次の来世でも一緒になれる予感が・・・という締め方をしました^^

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この歌には、古典からの引用もたくさん含まれています。
まずは、その説明をしたいと思います。

枕草子(作:清少納言)
春はあけぼの・・・
夏は夜・・・
秋は夕暮れ・・・
冬はつとめて・・・

あまりにも有名な古典ですね。作者が1日の好きな時間帯を詠んでいます。
「夏は夜」も入れたかったのですが、語呂があわず、断念しました^^;

難波津の歌(古今和歌集/作:王仁?)
難波津の
咲くやこの花 冬ごもり
今は春べと 咲くやこの花

現在は、競技かるたで、競技開始の前に詠む句として有名です。平安時代には誰でも知っているほどの有名な句だったらしいのですが・・・
ちなみに、「どら」は百人一首に興味はなかったので、この句のことは知りませんでした。お正月に家族と、時々、かるたをやりましたが、取れるのは、「天つ風・・・」「田子の浦・・・」「いにしえの・・・」「玉の緒よ・・・」ぐらいでしたね^^;
最初から自分の前に、この4枚は並べていました^^;
実は、「咲くやこの花」を知ったのは、アニメ「ちはやふる」からでした^^

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画像は以下のフリーサイトからいただきました。
いい写真が多いので、訪問してあげてください。
足成
森の父さん花鳥風穴