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2015年6月27日土曜日

「花暦~はなごよみ」について

雪の中で、
けなげに咲く福寿草
山で出会うお花さんたちを、
オリジナルソング「花暦~はなごよみ」
スライド動画にアップしました。

作曲・作詞したのは、1年半前ですが、今回、美しい花の写真に合わせて、編集してみました。
顔に似合わず(自分で言ってしまいました^^;)、ロマンティストの「どら」でした^^;
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<歌詞>
春はあけぼの 瑠璃(るり)沈む森に
染(し)みゆく光 浮かぶ二輪草(にりんそう)
古(いにしえ)に泣きし 恋人たちは
千歳(ちとせ)の時を超えて 巡りあい戯れる

一人静(ひとりしずか)は 儚(はかなき)き運命(さだめ)に
愛しき人を 偲(しの)び そろり舞う
ときおりそよぐ 微風(かぜ)に身を震わせ
謡(うた)い 謡う
また二人の時間(とき)が 重なりますよ・う・に

花びら白きは 一途(いちず)な想い
夏の初めに 岩銀杏(いわいちょう)揺れる
波打つ花弁(はな)は 乙女の祈り
常世(とこよ)の愛を信じ 水際(みずぎわ)にそっと咲く

秋は夕暮れ 茜(あかね)が溶(と)け込む
竜胆(りんどう)の花 あなたへ捧げます
やさしき笑顔 遠きそのまなざし
願い 願う
また二人の愛が 重なりますよ・う・に

花びら藍(あお)きは 切なき哀歌(あいか)
松虫草(まつむしそう)は 記憶の歌集
ひとつひとつの 花弁(はな)が詠み人(よみひと)
契りし「言の葉」舞う まなざしのその奥に

咲くやこの花 冬ごもり
今は春べと 咲くやこの花

冬はつとめて 雪ひかる路(みち)
福寿(ふくじゅ)の花が 片隅にそっと
花の暦(こよみ)は 永遠(とわ)の移ろい
恋人たちの並ぶ 足跡は春へ行く

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山に登るまでは、花には全く興味がなかった管理人どら。
いまだに、ほとんどの花の名前は知らず、写真を撮っては持ち帰り、あとでネットで調べて納得している状態なんですよネ^^
そこで、山で出会うお花さんたちをテーマに曲を作ろうと思い立ちました。
素人の拙い曲作りなので、いまいちなのはお許しください^^;

さてさて、歌詞の内容ですが、好きな花の花言葉に合わせて、和風テイストに捻ってみました。合っているかどうか、登場する花の花言葉を並べてみます。

二輪草(にりんそう)          
◇花言葉:ずっと離れない
ペアで咲く花です。かって一緒になれなかった恋人たちの生まれ変わりをイメージしました。
一人静(ひとりしずか)         
◇花言葉:静謐、かくされた美
吉野静とも呼ばれるこの花には、ドラマチックな言い伝えがあります。
歴史好きな方ならピーンとくるでしょう。悲劇のヒーロー、源義経の恋人、静御前(しずかごぜん)が、義経を偲んで、舞いを舞った時の姿になぞらえて名前がついたようです。歴史ドラマの涙の名場面ですね。
岩銀杏(いわいちょう)         
◇花言葉:清楚
高山の湿原に咲く花で、葉っぱが黄葉し銀杏に似ていることから、名前がついたようです。花の特徴は花弁の先端が波打っており、一途に想いつづける乙女心を表現してみました。
竜胆(りんどう)              
◇花言葉:あなたの悲しみに寄り添う
その色から哀しいイメージがつきまといますね。歌詞は、なくなった恋人を思い出しているイメージなんですが、暗いですね^^;
松虫草(まつむしそう)         
◇花言葉:不幸な恋、悲しみの花嫁
諸説あるのですが、松虫が泣く頃に咲くからというのが名前の由来のひとつです。「花びら藍きは・・・」に合わせて語呂の合う青い花を探したのですが、この花しかなくて・・・^^; 花弁のひとつひとつを和歌にたとえ、思い出す言葉のひとつひとつになぞらえたのですが・・・
どんどん暗くなっていきます^^;
福寿草(ふくじゅそう)          
◇花言葉:永久の幸福
ネーミングからして、いい花言葉が想像されますね。最後に明るくなって、よかったです^^ 雪の中で顔を覗かせる姿は、なぜかうれしくなりますネ^^
暗い流れの歌詞でしたが、最後に、恋人たちは一緒になれて、次の来世でも一緒になれる予感が・・・という締め方をしました^^

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この歌には、古典からの引用もたくさん含まれています。
まずは、その説明をしたいと思います。

枕草子(作:清少納言)
春はあけぼの・・・
夏は夜・・・
秋は夕暮れ・・・
冬はつとめて・・・

あまりにも有名な古典ですね。作者が1日の好きな時間帯を詠んでいます。
「夏は夜」も入れたかったのですが、語呂があわず、断念しました^^;

難波津の歌(古今和歌集/作:王仁?)
難波津の
咲くやこの花 冬ごもり
今は春べと 咲くやこの花

現在は、競技かるたで、競技開始の前に詠む句として有名です。平安時代には誰でも知っているほどの有名な句だったらしいのですが・・・
ちなみに、「どら」は百人一首に興味はなかったので、この句のことは知りませんでした。お正月に家族と、時々、かるたをやりましたが、取れるのは、「天つ風・・・」「田子の浦・・・」「いにしえの・・・」「玉の緒よ・・・」ぐらいでしたね^^;
最初から自分の前に、この4枚は並べていました^^;
実は、「咲くやこの花」を知ったのは、アニメ「ちはやふる」からでした^^

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画像は以下のフリーサイトからいただきました。
いい写真が多いので、訪問してあげてください。
足成
森の父さん花鳥風穴