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2017年7月24日

雷鳴のBGMが続く 雲取山(1)

福島の吾妻連峰縦走は、雨予報で泣く泣く断念。
でも、関東の雲取山ならいけるかも…と山登り断行!
吾妻用に購入した食べ物やお酒があるし…
雲取山避難小屋の状態も見てみたいし…
さて結果は?
雷に追い回されるし、ガスで景色は見えないし…
お箸を忘れるし、しょうゆも忘れるし、翌日は飲み過ぎて気持ち悪いし…
下山中は、お腹も壊したのでした。
ところどころにトイレのあるコースで良かった^^;


◆7月22日(土)~23日(日)
◆雲取山
◆所要時間: 
1日目 6時間15分 2日目 4時間40分
◆コース:
1日目
鴨沢バス停(トイレあり)7:45~小袖乗越(トイレあり)~堂所~七ッ石小屋(トイレ・水場あり)~ブナ坂~奥多摩小屋(トイレ・水場あり)~小雲取山~14:00雲取避難小屋(トイレあり・水場なし)
2日目
雲取避難小屋6:20~小雲取山~奥多摩小屋~
ブナ坂~七ッ石山~七ッ石小屋~堂所~小袖乗越
11:00鴨沢BS



将門が酒宴を開いたとのこと
「お祭り」の地名はこれが由来
鴨沢バス停~小袖乗換
アプローチは、しばらくは舗装路歩きになります。
そしてすぐに樹林帯に入ります。
トイレは、鴨沢バス停と小袖乗越の
駐車場にあります。
水洗できれいですよ。
鴨沢から七ッ石山にかけては、
平将門が迷走したルートとか!
右の説明板が次々と現れます。

小袖乗越~堂所
このような道が延々と続きます
風がないので、暑い山行でした
ひたすらの同じ風景が続く樹林帯歩きになります。
正直、歴史好き以外の方にはつまらないかも…
どらは歴史マニアでもあるので、
説明板を読みながらのフムフム登山。
ただこの時期は虫も多いし、
夏は避けたほうが無難ですね^^;


堂所~七ツ石小屋
上記と同じような樹林帯の道が続きます。
どんどん標高を上げていくと、七ッ石小屋到着。
きれいなバイオトイレもあります。
七ッ石小屋は、沢水を引いていて飲料可能とのことでした。
どら「飲めますか?」
お姉さん「自己責任でどうぞ。ずっと飲んでるけど、元気一杯ですよ^^」
そして、ここでお箸を調達!
どら「いくらですか?」(無料だと思うけど、とりあえずの質問)
お姉さん「5万円かな…うそうそ!持って行ってください^^」
…と和やかムードで出発!

七ッ石小屋~ブナ坂
ブナ坂と七ッ石山方向の分岐点で、空模様確認。
雲の湧き方を観察してみると、怪しい雰囲気です。
「早く避難小屋へ行ったほうがよさそう」と心の声が…
ということで、七ッ石山は巻くことにしました(結果は大正解ですが)

ブナ坂~奥多摩小屋
まずはオオバダケブキの群生が南西斜面に広がります。
ここの群生は、見事ですね。
ただ、開花には早すぎたようで、大きな葉っぱが並びます。
左斜面一杯がオオバダケブキ
咲いていたら見事でしょう!
まだまだこんな感じでした











そしてここで、突然の雨が!「やばい。急がなくては!」
山の天気は崩れるのが早いですからね^^;
奥多摩小屋に到着すると、まずは小屋泊りの準備開始。
1ッ目 缶ビール購入
2ッ目 水の補給(水場は5分ほど降りた場所)
急がなくてはいけないんですか、やることはやっておかないと。
水の補給は当然ですが、缶ビールは必要ないんでは(…という声が聞こえる)

奥多摩小屋~小雲取山
小雲取山への急登は、疲れた身には応えます。
ちょっと息切れ。
急がなくてはの思いで、飛ばし過ぎました^^;
そして小休止のあと、先を急ぎます。

雷が落ちないとされる保護範囲!
知っているといざというとき便利ですよ
小雲取山~雲取山避難小屋
ここで、ついに雷の音が!
雲が沸き立ち、危険な臭いプンプンです。
場所によれば、自分が避雷針状態です。
尾根筋をジグザグに、雷からの保護範囲を
意識して身を屈めながら歩きます。
科学の目の記事参照
先方に避難小屋が見えてきたときは、
「あと少し」と自分を励まします。
それにしても、怖かった(シミジミ)

雲取山避難小屋(1日目)
避難小屋には数名が雨宿りしていました。
その後、中でどらがくつろいでいると、泊まりのメンバーたちが到着。
避難小屋泊は2組が2人パーティ、単独が2名の計6人でした。
1組目は大宮からの中高年の2人。2組目は大学の山岳会の2人。
もう一人のソロは、20代の若者。
雲取山は、若者の比率が高いですね^^
雨が止んでから山頂へ(雷の中行くのは怖い!)
避難小屋の中の写真
10名以内なら楽々泊りです
富士山のかすかなシルエット
淡い夕日でした







東京/埼玉側山頂標識
立派過ぎる!

山梨側山頂標識
これぐらいのほうが好きですね












そして食後の日没前から、みんなで夜景観賞会が始まりました。
天気が悪いので、見えるかどうか心配したのですが、
かすかな八王子市街の明かりと、八王子の花火が見えました(写真撮影は無理!)
そして飲み過ぎのどらは、
すぐにバターンキューでした(たぶん誰よりも早く寝たみたいです)

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