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お知らせ

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2024/04/07 鳥海山(7/26~7/29)の募集を締め切りました

2020年5月25日

ウイズ・コロナの時代へ 山小屋運営

やっと緊急事態制限が解除されました。
とはいえ社会は、コロナと付き合いながらの世界になっていくようです。
進化の世界では、
変われるものだけが生き残ることができる。
ダーウインの名言に、
生き残る種とは、最も強いものではない。最も知的なものでもない。それは、変化に最もよく適応したものである。
絶滅した恐竜にならないためにも、各業態で、前向きに変わっていく姿勢が必要なんでしょうね。

なんだか社会全体が、自然回帰・地方回帰への方向へ向かいそうな気がします。
そう考えると、娯楽分野でもアウトドア人口は増えるのではないか…と。
都会で密集せざるえない娯楽から、田舎で密集しない娯楽への方向転換ですね。
自分自身が山登りをしていて、こんな山小屋があったらいいな(笑)
その観点で山小屋の運営を考えてみました。

山小屋の収入は小屋泊が中心
現在の山小屋運営の収益モデルは、小屋泊り中心です。
その証拠にテント泊は料金も低価格で、サービスも制限されているケースが多い。
3密状態の小屋泊(特に繁忙期は顕著)は敬遠されるのではないか?
また山小屋側でも、宿泊の人数制限を設けざるえないではないかと…
収益の規模が縮小しそうですね。

貸しテントの仕組みがない
不思議とレンタルの仕組みをあまり見かけないですね。
まあ小屋泊の方が儲かるので、テント泊の客は敬遠したいのだと思います。
消費者視点から見てみると、安価なテント泊したいけど装備が重い。
割高でもいいから、身軽なテント泊したい人は多いのでは…
テント泊の選択枝を設けて、そこで収益を上げる仕掛けが必要かな。

食事はデリバリーできないかな
社会はデリバリーの方向へ動いています。
山小屋内のぎゅうぎゅう詰めの食事風景、これはまさに3密状態!
しかも小屋の外は、換気のいいオープンスペース。
そこでこんなサービスも考えれます。
食事をオープンスペースで。テント泊の人も利用可能…と。
おつまみセットメニュー、簡単なバーベキューメニューなんかも売れそう(笑)

テント泊講習でファンを増やそう
テント泊初心者向けに、テント設営の現地講習サービスもいいかも…
設営だけでなくテント泊のマニュアルを作成し、講習のテキストにすれば(笑)
こうした活動を通して、オーナーとの距離感が縮小すればいいかな…
たくさんの山小屋ファンが生まれるような気がします。

web会議の仕組みを提供する
山小屋の通信環境によりますが、wifiサービスの導入もいいですね。
近くの山小屋とのweb談義なんか、受けるかもよ。
下界の仲間とのzoom談義も考えられるかな。
使える人がいれば、ドローンで小屋周辺のリアル映像を提供することも可能ですね。
小屋の前で、手を振っている自分が見れるかもよ(笑)

テント場の拡大を国と協力して
テント泊といっても小屋周辺に場所がないよ…というオーナーの声が!
対象の場所を拡げれば解決するんですが、これがなかなか難しい。
山小屋は国立公園内にあるケースが多いのですが、
国が行うべき管理を山小屋が代行しています(まさにグレーゾーン)
要は「口は出すけど金は出さない」ということです。
ここはすぐには期待できないかな(涙)

まだまだアイデアはあるのですが、本日は、ここまでにします。

(おしまい)