雁ヶ腹摺山からの富士山展望は、旧五百円札の図柄として有名です。
また姥子山のこの季節は展望だけでなく、イワカガミの群落も期待したいところ。
天気予報が今一なのが心配かな?
イワカガミは終盤でしたが、幻想的な富士山に出会うことができました。
天気がいつ崩れるか分からないため、下山は近道の沢沿いで。
これがなかなかの悪路で、距離の割に時間がかかることに…
今にも崩れそうな狭いトラバースを慎重に歩く。
渡渉のたびに「どこを渡るの?」と悩む時間が頻繁に…
しかも増水しているのか、水の中に足を置かなければ対岸へ行けない。
おかげで、靴を洗いながらの下山となりました(苦笑)
5月19日(日)中央線、大菩薩周辺
雁ヶ腹摺山~姥子山
参加者:かずちゃん、花道くん、よっちゃん、どら
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雁ヶ腹摺山~姥子山 |
コース:所要時間7時間45分
大月駅=タクシー=大峠~雁ヶ腹摺山~姥子山~百間干場~金山峠~
沢筋下山~金山鉱泉~金山~西奥山~遅能戸バス停=タクシー=大月駅
大月駅にて
駅前でおにぎり弁当を売っていました。
どらは昼食を用意していたので購入しませんでしたが、おいしそうだったな。
そういえばメンバーの一人が購入していました(笑)
土日の朝に登山客用に販売しているそうです。
こんど大月駅集合の時は、ここのお弁当を買って行こうかな?
さて、タクシーで大峠までワープだ!
大峠~雁ヶ腹摺山
大峠では、たくさんの車が駐車していました。
雁ヶ腹摺山は1時間もかからず登れるので、自動車組が多いよね。
さすが人気の山です。
頂上直下の草原を抜けると、富士山展望の頂上が待っていました。
まあ、長くは続かなかったようで…
先で休んでいました(苦笑)
草原を抜けると頂上だ |
幻想的な富士山 |
ちょっと分かりにくいかな?
晴れた日の富士山もいいけど、今日のような幻想的な富士山も感動します。
雁ヶ腹摺山~姥子山
雁ヶ腹摺山~姥子山
さあ次の目的地、姥子山へ向かいましょう。
姥子山直下のヒメイワカガミの群落、見れるかなぁ?
情報によると、見ごろは先週だったので不安です。
姥子山西峰周辺には見当たらなかったイワカガミ。
東峰直下に咲いていました。
残念なことに、ほとんどの花が終盤でしたね。
なかなかの場所で、人がいなければ絶好の休憩場所ですね。
ちなみに、たくさんいた登山者は雁ヶ腹摺山までで、その後は誰とも会わず。
貸し切りの山行となりました(笑)
標高を下げていくと、記憶のない道が…
あれ、こんなコースあったっけ?
植林された上の尾根筋の道を歩きます。
下に記憶にある林道が見えたので、新しく作った迂回路のようです。
崩れやすい土のため、これが滑ること、滑ること!
掴む樹木がないので、ストックがないと大変そうです。
金山峠~遅能戸バス停
金山峠の分岐で、残り時間を確認したところ厳しそう…
最終バスの時刻に余裕がないので、バリエーションの沢筋を選択しました。
これが結果的に時間節約にならず!
甘く見ていました。
各種地図のタイムでは短くなるはずでしたが、予想外の難路・悪路…
崩れそうなトラバースはまだしも、たくさんの渡渉地点で時間がかかる(泣)
どうも増水していたようで、靴を洗いながらの渡渉の連続となりました。
結果的にバスに間に合わず…でした。
タクシーの運転手さんが、この道のバスは昨年閉鎖されたと話す。
「本当かなぁ~」と複数のバス検索サイトで調べるも、時刻表が生きている。
それならと富士急バスのサイトで調べましたが、やっぱり時刻表が生きている。
「???」の気分です。
個人的には運転手さんの勘違いだろうと思っています。
何故かって?
タクシーを呼ぶときに「遅能戸バス停」の地名出すも、知らなかったようなので。
(おしまい)