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お知らせ

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2025/07/19 昨日の18日、関東甲信の梅雨明けが発表されました
2025/05/24 10年ぶりに日本ブログ村へのリンクバナーを復活させました。登山に関するブログを見たい方はご利用ください

2024年1月2日

1日遅れの年賀挨拶!

あけまして、おめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。

ふと気づくと、1月1日が終わっていました。
ということで、1日遅れのご挨拶です。
何故、遅れた?
久しぶりの日本酒三昧で、酔っ払っていました(苦笑)
要は、後でアップしようとアルコール漬けになっていたら、
アルコールにアップアップとなった次第でした。


思えば年末の挨拶が1日早かったので、(-1)+(+1)=0 ということ。
辻褄が合うかな?(どういう辻褄だ!)

さて2023年は、足の骨折でお泊り登山は「伊豆稜線トレイルと伊豆三山」だけ。
2024年は、4~5回は実施したいところ。
心配はリスキーな山に行けるか!が頭をよぎる。
足の状態と心のトラウマが心配で、復活できるかどうかなんだけど…
アンケートは中止してしまったけど、やっぱり心残りがある。
ということで、廃物利用しよう。

今朝、偶然に作ってしまった飲み物が実においしい。
これは、寒い山小屋の夜の飲み物に最適かな?
実は日本酒三昧でそのまま寝てしまい、朝ココアを飲もうと…
マグカップの底に日本酒が残っていたのに気づかず、ココアを作成。
ひと口飲んで「ん?」と…
「これ、使える!」
よく考えたら、これ、日本酒のカクテルでは?
飲んでいたお酒は、さっぱりした風味の「高清水」…
他の銘柄でも試してみようかな(苦笑)
直感では味の強い日本酒より、淡麗系の方が合いそうな気がする。
さらにマシュマロを浮かべたら最高かも?

今年は山小屋で、温かい日本酒カクテルを楽しみましょう。
と正月早々、お酒の話で締めくくってみました。

(おしまい)

2023年12月28日

峠の歳時記 2024年1月

どこの山へ行く?

 コロナで中止していた山のスケジュール。
 2024年から再開しようかな…と。
 記載内容は関東近県の山の情報や天文情報、あとトレラン大会情報など。
 登っている山で大会と被ると、いろいろと大変だからね。
 登山計画の参考にしてください。

1月01日(月)元旦
1月02日(火)~3日(水)箱根駅伝
1月04日(木)しぶんぎ流星群極大
1月06日(土)小寒 峠の涼風計画「盆前山~恩方山」       
1月07日(日)七草 高崎トレラン祭り 
1月08日(月)成人の日
1月11日(木)新月
1月12日(金)スキー記念日
        芦ヶ久保の氷柱(1/13~2/25)    
1月14日(日)峠の涼風計画「龍崖山~柏木山」
1月18日(木)土用 
1月21日(日)栃木トレーニングトレイルレース2024冬inみかも山
1月26日(金)満月
1月28日(日)峠の涼風計画「大山南尾根」

2023年12月21日

2023年登山を集計してみた

忘年山行では、例年、最も多く参加した人を発表していました。
今回は直前にデスクトップパソコンが壊れたため未集計になることに…
途中までの集計データをローカルに保存していたため、さてどうしようかと?
参加者の皆さんから「誰が多い?」と質問多発!
○○さんだ、とか
いや春はあまり参加していないので、●●さんだとか
意を決して、モバイルパソコンを使って集計し直しました。
このままでは気持ちが悪いので…

では、発表します。
ベストファイブ
1位:こまくさ
2位:しろに
2位:くばちゃん
4位:よっちゃん
4位:シゲ

ほぼ予測通りの結果!
よく顔を見ているし(苦笑)





さて山域別にみると、どこが多かったのかな?

奥武蔵・秩父が1位でした。
丹沢・三浦も多いですね。
中央線と奥多摩が少ないのは意外。
もともと計画数が多い山域なので、
飽きたのかもしれませんね。

1山行あたりの平均参加数は、
5.7人(リーダー含む)でした。








2024年は、奥多摩・中央線沿線の数を増やしてもいいかも…
何といっても、どらの家から近いし…

(おしまい)

2023年12月20日

ホットドリンクと絶景と 石老山

 2023年の忘年山行は、奇岩と相模湖の絶景が期待できる石老山へ。
どらにとっては7年ぶりの山です。
その時は、東側の石砂山とバリエーション下山のロングコースでしたが、
今回は後の楽しみ(忘年会)のために、ショートコース選択です。
青い空の下、サクサクと歩く参加者。
歩調は元気、声も元気、でも話題は病気と怪我の話ばかり。
他の話題に移っても、すぐに話がもとに戻る(苦笑)
皆さんある意味、お年頃なのでしょう。
さて「ゆるふわまったり登山」の一日は、どうだったのかな?

12月17日(日)中央線沿線
石老山
参加者:
くばちゃん、こまくさ、シゲ、しろに、花道くん、よっちゃん、どら
コース:
石老山入口~顕鏡寺~(A.桜道経由 or B.八方岩経由)~融合平見晴台~
石老山~大明神~大明神展望台~ねん坂~プレジャーフォレスト前
撮影:しろに、どら
所要時間:5時間18分











2023年12月14日

ウイルスはあなたを愛してる 第一章(4)

 いよいよ過去編の終わりの章になりました。
 滝から落ちた桃太郎と次郎は生きているのか?
 南へ逃れたナンはどうなっていくのか?
 桃太郎を含む三つの伝説とは?
 そしてウイルスとの関連は?
 
現代編ではウイルスに翻弄される医療スタッフと、山仲間たちの活躍を主体に物語が進みます。
 そして、この章では解決の伏線を散りばめてみました。

第一章 桃太郎は九鬼山を目指す
(4)そして三つの伝説が残った
 「小鳥の声が聞こえる…」
 ナンは目をこすりながら、布団から顔を出した。
 そこは小さく質素な部屋であった。
 こんな暖かい布団や、こぎれいな部屋は生れて初めてだ。
 障子を通して入ってくる和やかな光が、この空間を満たしている。
 ウグイスのさえずりが聞こえた。
 「ホーホケ…ホケ…ホケッ」
 心地よいさえずりと、中途半端なさえずりが交互に響いている。
 くすっ…と思わず笑顔になった。
 幼鳥が練習しているのだろう。

 「ここはどこなんだろう?」
 ふと自分が着ているものが目に入った。
 真新しい木綿の着物で、柔らかくて気持ちがいい。
 そして布団から体を起こした時、障子の外から人の気配がした。
 ゆっくりと障子が開く。
 「まだ寝ていなくてはだめよ」
 二十歳前後だろうか、若い女性が入ってきた。
 女性の穏やかな笑顔にほっとする。
 「どうしてここに?」
 「あなたは桂川の川べりに倒れていたのよ」
 どうもこの家の人に助けられたらしい。
 記憶もあいまいだ。
 「ここは清兵衛様の家、私はそこの下働きでカエデというの」
 「私は…ナン…」
 そこでナンは言葉が詰まった。恐ろしい記憶がよみがえる。
 九鬼山の鬼憑きの者だとわかったら、何をされるかわからない。
 大粒の涙があふれ出した。
 しばしの静寂が訪れる。
 カエデはナンの頭にそっと手を添える。
 驚いたようにナンはカエデを見上げた。
 優しい目がナンを包み込んでいる。
 「この人なら話しても大丈夫…かな?」
 ナンは意を決して、詰まりながらも、それまでのいきさつを話し出した。
 いつしかカエデの目にも、涙が浮かんでいた。