マスコミの論調を見ていると、この出る杭のあら捜しに躍起になっているような…
どらは別に2人の支持者ではありませんし、好きな政治家でもありませんが、
責任ある知事としては、感染拡大を防ぎたい一念からの出る杭でしょう。
知事のパフォーマンスだという人もいるけど、別にパフォーマンスでもいいのでは?
と思う今日この頃です(感染拡大が防げれば!)
もともと原点に返ると日本のコロナ対策は、
「クラスターをつぶして感染の山をなだらかにすること」だったはず。
そのためには特措法で、感染者またはクラスター発生元に対して、
感染拡大を防止する強い権限が必要だったはず。
ここの法整備をあいまいなままに(ある意味日本的ですが)進めてしまうから、
今に至っているし、知事の各種要請も中途半端になるのでしょうね。
法整備のための臨時国会も、野党は「開け」、与党は「必要ない」でフリーズ中。
双方の理由を聞いていると、どちらも開きたくないのでは?と勘ぐっています。
●与党の言い分:
付託すべき案件がない(本音は別だろうなぁ…)
●野党の言い分:
開けと言うばかりで、具体的案件(議員立法案)を明確にしない
(本音は具体的にすると損する人が明確になり票に響くかも…)
こんなんで、日本は大丈夫かなぁ~
陽性率推移のグラフ化
データ元: 東京都公式発表数値(2020/8/21現在に差替え)
陽性率の算出計算式:
判明数(PCR・抗原)移動平均/検査人数(=陽性判明数(PCR・抗原)+陰性判明数(PCR・抗原))移動平均
※PCR検査の日にちのずれにより、陽性率の数値は時々修正されることがあります
感染拡大自体はまだ続いていますが、どうも拡大ペースは鈍りつつあるようです。
もっともまだ予断は許さないので、注意は必要ですが…
感情的な判断をせずに陽性率推移を見てみると、面白いことがわかります。
6月19日 国の県を越える移動自粛解除
あきらかに陽性率の急上昇が見られます。
人が移動する(接触する頻度増加)ことが、感染拡大の主因だとわかります。
7月22日 Gotoトラベル開始(東京都は除く)
陽性率は横ばいとなっています。
東京都を排除しなければ、どうなっていたことか!
22日の数日前から都知事が騒いでいましたが、騒いだ結果の東京都排除でした。
8月06日 東京都「特別な夏」宣言
陽性率の低下が始まりました。
いろいろ文句を言う人が多いですが、あきらかに宣言が影響しています。
数字だけを見ていると、よけいな意見に惑わされず、実態が見えてきます。
ということで、好きでも嫌いでもない東京都知事ですが、
頑張っていることが伺える数値でした。
あと「感染防止徹底宣言ステッカ-」についても一言!
これもいろいろ言う人が多いですね。
そもそも論なのですが、法的裏付けがないのでお願いベースでしかできない。
そして記載されているチェック項目に目を通して努力させる側面もある。
完全でなくても確率の問題で、大多数(日本人のいいところ)が頑張ればいい。
まじめにやっている人が損をするという論調も見受けられますが、本末転倒ですね。
罰則規定を設けたいところですが、法律がないので、どうしようもない…
ただ悪質な店舗は、店名公表とか支援金の20万没収ぐらいはやったほうがいい。
要は店舗にうそをつかれて(ある意味騙されて)、
お客さんが感染リスクを負うのはおかしいと思います。
これなら大多数のまじめな店舗を、少しですが救うことになるんだよなぁ~
登りたい山がいっぱいあるし、
気兼ねなく、県外の山へ行けるようになりますように(祈)
追記:陽性率推移のグラフを8月21日現在の発表値に差し替えました。
ちなみに大阪府の陽性率は、7.3%(8月21日現在)です。