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お知らせ

お知らせ
2024/04/07 鳥海山(7/26~7/29)の募集を締め切りました

2021年6月27日

①滝めぐり紹介 海沢三滝

夏場になると、やっぱり高山のシーズンですね。
欠点は、どうしても1泊2日以上の行程になること。
家を2日も空けれないよ~と言う人は行けないよね。
しかし日帰り可能な低山(2000m以下)を
汗だくで登るのはつら過ぎる(苦笑)
夏場の低山コースでも、滝めぐりと組み合わせると
意外といけると思います。
登っている時は汗だくでも、滝に到着するたびに
涼しいマイナスイオンの恩恵があるし…
結構涼しくて、気持ちいいですよ。
実は、どらは滝めぐりコースが大好きなんだよね。
そこで近場のコースをいくつか紹介したいと思います。
第1回目は、奥多摩の海沢三滝~千足コースですね。

海沢三滝~海沢探勝路~大岳山~千足の三滝
難易度:体力★★★ 技術★★
このコースは大好きで、過去に4回歩いています。
波線コースのため人が非常に少なく、貸し切りの山行が楽しめますよ。
ただ海沢探勝路は迷いそうな箇所があるので、初心者のソロ歩きはやめたほうが。
もっとも、どらは山登りを始めた初心者のころ、冬に単独で行っちゃいました。
「怖いもの知らず」だったので、案の定、道間違いしましたよ(苦笑)
知らず知らずにバリエーションに迷い込み、新雪の上に熊の足跡はあるしで、
後から考えると「無謀だよね」と反省しきりです。
ちなみに海沢三滝は、現在、通行止めになっていますが、
歩いている人はいるみたいですね。

海沢三滝~千足
歩行時間 7時間
①奥多摩駅(または白丸駅)~海沢園地 90分
 タクシーでアメリカキャンプ村まで行くと30分短縮できる。
 歩くなら白丸駅からの白丸湖沿いをお勧めします。
 奥多摩駅からだとずっと舗装路だからね(苦笑)
海沢隧道
2011年撮影



海沢林道は落石が多いのが特徴。
海沢園地のトイレは汚いので、あまり
お勧めできないかな。
途中に手掘りの海沢隧道があるけど、
結構不気味な感じがして、
一人で歩くと、怖いかも(苦笑)
左の写真はソロの時の写真で、
帰宅後に写真を見たらオーブが!
空中のゴミが反射したのかな?
(と自分に言い聞かせています…)





②海沢園地~海沢三滝(三釜の滝・ネジレの滝・大滝)
滝めぐりの核心部です。
三釜の滝
名前の通り、3つの釜を持った滝ですね。
コースは3つの釜を、横目に覗きながらの歩きになります。
夏には思わず飛び込みたくなるような釜ですよ。
海沢は沢登りのコースなので、若者が飛び込んでいる姿を一度見たなぁ~
ネジレの滝
くの字に捻じれた姿の滝です。
幽玄な感じの滝で、小さな滝ですが、どら好みなんだよね。
ただし、奥まったところに隠れており、うっかりすると見逃すかも?
突き出た岩の横を、トラバース気味に行った奥にあります。
手前の小さな段差の渓流をネジレの滝と思い込む人が多いとか(苦笑)
大滝
大滝というだけあって立派な滝ですよ。
滝のそばの対岸が広くなっており、食事休憩するなら、ここですね。
ここを逃すと、大岳山まで適切な休憩場所はないですね。
なお対岸へは、釜の浅い所を渡ります。
不動の滝
海沢四滝とも言われていますね。
アプローチが危険とのことでどらも未踏です。
大滝の右岸から行けるとのことなので、一度は見に行きたいかな。
もちろん慎重にね。
三釜の滝
大きさ把握のため
後姿借ります(謝)
2019年撮影

ネジレの滝
幽玄な感じが
好みですね(笑)
2014年撮影
大滝
この日は水量が多く
大迫力でした
2014年撮影

③海沢探勝路~大岳山
海沢探勝路は破線の難路ということですが、山歩きに慣れた人でしたら
やや荒れの普通の登山道レベルですね。
歩く人が少ない(一組すれ違うかどうかレベル?)貸し切りコースですよ。
一ヶ所道間違いしそうな所があります。
ワサビ田の手前ですが、そのまま道なりに歩くと、道を外すことに…
道には見えませんが、沢を右岸に渡るのが正解です。
その先の、ワサビ田を右下に見ながらの斜面が台風・大雨で崩れているとのことで、
通行止めの原因になっているとのこと。
ワサビ田はすぐ下なので、迂回は可能でしょう。
ちなみに海沢探勝路は一方通行の一気登り(700m)なので、体力は使うかもね。
そのかわり、奥多摩の秘境歩きを堪能できますよ(苦笑)
初めてだとコースロストが不安ですが、次回は逆回りもありかも…ね。
見落としてはいけない
渡渉箇所
2013年撮影
ところどころに
悪路標識(苦笑)
2014年撮影











④大岳山~富士見台~つづら岩
大岳山の山頂は変わりましたね。
以前は感じの良い木の山頂標
識でしたが、現在は無粋な花崗岩に。
山登りするような人は木の標識の方を好むと思うんだけど、
お金を使いたかったのかな? 業者にお金を落としたかったのかな?
なんだか考えさせられますね(苦笑)
2014年の山頂標識
2019年の山頂標識














ここからは尾根歩きですね。
途中の富士見台の手前に、富士山の絶景ポイントがあります。
ちょうどベンチがあるので、ここで休憩もいいかも…
ただし初夏~初秋は、直射日光で暑いですよ。
富士見台でも見えますが、やや、樹木が邪魔かな…と。
富士見台には東屋があるので、天井が欲しい場合はこちらで休憩ですね。
この尾根も悪路の標識が多いですが、単なる岩場と鉄階段があるだけ(苦笑)
気にしない、気にしない。
富士見台の東屋
2013年撮影
鉄階段を降りる
2020年撮影



⑤つづら岩~綾滝~天狗滝~小天狗滝~千足バス停
滝めぐりもいよいよ後半ですよ。
つづら岩からは、すべりやすい急坂が続きます。
ここを登るのって、何気にキツイんだよね。
よって、つい下山に使ってしまうんだよなぁ(軟弱!)
綾滝
女性的な流れの滑滝です。
ここはタイミングがいいと、ちょうど西日が差しこみ、
ゆるやかな水の流れがキラキラ輝く、奇跡の姿を見ることができます。
何度も訪れた滝なんだけど、遭遇したのは1回だけ!
また見たいなぁ~ 動画に撮りたいなぁ~
皆さんにも見せてあげたい(笑)
天狗滝
この滝は、観光地「払沢の滝」のバス停から、北側の山の中途に見える滝です。
そばまで寄れるので、ここも休憩場所としては最適!
綾滝より大きいので、滝めぐりのフィナーレにはいいかも…
小天狗滝
天狗滝で終わり?かもと思ったら、岩場の間を抜けたら…
すぐ下に小天狗滝が現れます。
まあコンサートのアンコールみたいな位置づけですね。
綾滝
残念ながら静止画では
キラキラ感が伝わらない
2014年撮影
天狗滝
大きさ把握のため
後姿借ります(謝)
2020年撮影

小天狗滝
おまけの滝ですね
得した気分です
2020年撮影













奥多摩の滝めぐりを紹介させていただきました。
またどこかで、この計画を立てたいと思います。
海沢三滝(特に大滝周辺)は、もみじに囲まれていました。
秋もいいかな? 行きたい人いる?

(おしまい)