日本三大急騰のひとつ「西黒尾根」からの谷川岳。
人気の谷川岳ですが、一組とすれ違っただけの貸切でした。
肩の小屋も自分たちだけの貸切!谷川連峰の尾根筋もほぼ貸切!
結局、他の登山者と出会ったのは、万太郎山日帰り組の数組でした。
西黒尾根のつるつる滑る蛇紋岩の鎖場は、なんと、その時だけ雨がザー!
鎖場大好きと言っているメンバーへの「これでも好き?」という天の試練か?
最後の万太郎山からの下りでは、滑りまくるドロドロの急坂が続く。
こちらはトラウマになるような地獄の試練でした。
何度も足を滑らせ、その都度、ズボンの汚れが広がっていく(泣)
もう天気の悪い時の吾策新道は、二度と歩きません(キッパリ)
ただ谷川岳~万太郎山間の紅葉の稜線はすごかった!
気持ちのいい360度の展望がどこまでも続いていた。
稜線から登る日の出、雲海の上に残る幻想的な満月、色とりどりの紅葉。
感動のコースでしたね!
10月10日(月)~11日 上信越
谷川岳~万太郎山
参加者:かずちゃん、グッチ、くばちゃん、シゲ、しろに、どら
写真撮影:しろに、どら
コース:
1日目
土合駅8:55~ロープウエイ駅(待ち合わせ)~西黒尾根登山口~ザンゲ岩~
肩の小屋(荷物デポ)~谷川岳(トマノ耳~オキノ耳を往復)~
16:30肩の小屋(宿泊)
2日目
肩の小屋5:05~オジカ沢ノ頭~オジカ沢ノ頭避難小屋~小障子ノ頭~
大障子避難小屋~大障子ノ頭~万太郎山~井戸小屋沢ノ頭~
大ベタテノ頭~15:05土樽駅
※のんびり2人だけは15:25着でした(半分確信犯かな?)
西黒尾根~谷川岳~万太郎山~吾策新道 |
5名が在来線で土合駅集合。
1名が新幹線で上毛高原からのバス経由。
どらは当初新幹線予定でしたが、日本一のモグラ駅を経験したくて在来線を利用しました。なんでも462段あるとか。
なお土合駅は無人駅なので、Suica・PASMOの人は精算を忘れないようにね。5人とも精算を忘れていました。
そして待ち合わせのロープウエイ駅へ向かいます。
ロープウェイ駅では、新幹線組のほうが先に着いていました。
ゆっくり身支度をして、さあ登山口へ向かいましょう。
さあロープウェイ駅へ |
ここへは寄らず |
乗れば楽なんだけどねなぁ |
ここが登山口 |
前半は地味~な樹林帯の登りが続きます。
雨は降っていませんが、どんより曇り空の下の登りでした。
振り返る2人と無視する2人 |
オヤマリンドウはまだ蕾 |
今日の早起きで「お腹がすいたぁ~」の声が出始めます。
景色のいい所でお昼休憩…のつもりが…急に雨がポツポツと。
急いで食事を終え、先を急ぎました。
そして今日の核心部、滑る蛇紋岩の一枚岩の鎖場へ。
あれ?登り始めた瞬間に小雨が大雨へ!
ただでさえ滑る蛇紋岩、雨で濡れて滑り度アップ、空からは無情な雨!
これは我々に対する天の試練だなぁ~と(苦笑)
特に中央のクラックを活用したコース取りは、ブレーキが全く効かない。
ということで、右端の樹木の枝を使う次善策へ(残念だなぁ)
しかし皆さん、リスキーな鎖場、好きだなぁ~と感心。
途中までは楽ですが… |
右サイドからアタック! |
鎖場を抜け森林限界を越えると、色づき始めた紅葉が…
先にはザンゲ岩が見えますね。
森林限界を越えた! |
ザンゲ岩が見える! |
途中で振り返ると… |
雲海の中の周辺の山々 |
懺悔している姿に見える? |
本日最後の鎖場クリア |
雲が流れると絶景が! |
ザンゲ岩の横から |
えっ!この岩に乗りたい? 十中八九、滑落するね~ |
もうすぐ肩の小屋だね 少し遠回りしたけど… |
肩の小屋~谷川岳往復(トマノ耳~オキノ耳)
ザックを肩の小屋にデポして、谷川岳の猫耳ピークへ向かいます。
雲の中ですが流れが速いので、時々、青空が覗きますね。
肩の小屋到着 |
トマノ耳で集合写真 雲が流れた瞬間を狙う! |
そしてオキノ耳へ向かいます |
あれ3人しかいない… 2人は遭難? |
肩の小屋(Twiter)、アットホームで居心地のいい山小屋ですね。
実は3年前の台風の時に、急きょ、泊めてもらったことがありました。
その時も感じたのですが、本当にアットホームな雰囲気で、
登山客の肩の力が抜けるような、疲れを癒させる雰囲気があります。
山小屋にしてはお財布にやさしい料金体系で、断然、フアンになりました。
あと、食事(特にお米とトン汁)がおいしいですよ~
よく考えたら、新潟側は魚沼の町(そりゃあ、お米はおいしいはずだ)
豚汁と御飯だけで何杯でも食べれそうです。
ということで、おかわりしてしまいました(笑)