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お知らせ

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2024/04/07 鳥海山(7/26~7/29)の募集を締め切りました

2023年9月13日

都心から電車一本、初心者の山は?

 山登りを趣味とする人にも、いろいろなタイプがあるようです。
 ゆっくりと絶景を楽しみたいタイプ、岩場などの難易度が高いコースを好むタイプ、高山植物を楽しみたいタイプ、日本百名山制覇を目指すタイプ、一つの山を頻繁に登るタイプ、 中には何も考えず付いていくだけのタイプもいるけどね(苦笑)
 ただ頻繁に山登りをしようと思えば、毎回小屋泊というわけにもいかず、どうしても近場の日帰りコースの頻度も上がることでしょう。
 そこで関東近県の日帰りコースの山域を、難易度と人気度で分類してみました。
 一部に例外はあると思いますが、山域単位での傾向性は見えるかな?



 上記の表は個人的な見解なので、例外も多いことでしょう。
 でも山域全体で見れば、それほど外していないかな。
 それでは新宿駅・池袋駅から電車一本で行ける山域を紹介していきましょう。



奥多摩の山
 新宿からJR中央線経由の乗り入れ路線、JR青梅線・JR五日市線の山々です。
 東京の奥庭とも言われる場所で、ここが東京?と驚かされますよ。。
 多摩100山大多摩30座などで紹介されている山々があります。
 峠の涼風では、最も計画されている山域かな。
 まあ自宅が近いしね。
 人の少ない奥まった埼玉との県境の山々を除いて、難易度は比較的低いでしょう。
 入門者・初級者には、御岳山ロックガーデン周回をお勧めします。
 さらに上を目指す方は、まずは大多摩30座制覇に挑戦されてはどうでしょう?
 どらが個人的に好きなのは、海沢探勝路経由の大岳山かな。
 海沢三滝をはじめとした滝めぐりコースが組めます。
 ただ人が極端に少ない(誰とも出会わないかも?)ので、ベテランの方と一緒にね。
 
奥武蔵・秩父の山
 池袋からの西武秩父線・東武東上線、八王子からのJR八高線の山々です。
 埼玉西南部は古くから伝統のある地域で、観光地が多い。
 里山感の強い山が多く、標識のない道が交錯するのが特徴かな。
 つまり道間違いが発生しやすいということ。
 道間違いは、里山の低山のほうが発生しやすいのでご注意を。
 入門者・初級者には、飯能市周辺の山々が無難かな?
 天覧山~多峯主山のミニ縦走はいかがでしょう。
 さらに上を目指す方は、日を分けてですが、外秩父七峰縦走というのも。
 奥武蔵の風情を味わえますよ。
 どらが個人的に好きなのは、伊豆ヶ岳の男坂の鎖場!
 登られる方は自己責任でどうぞ。
 ちなみに女坂は2023年現在通行止め。
 男坂と女坂の間に迂回路があるので鎖場嫌いな人はこちらかな。
 巷では、おかま坂と呼ばれているそうな(苦笑)

丹沢の山
 新宿からの小田急線でアクセスする山々です。
 比較的登りやすい東丹沢、奥深い西丹沢の二つの山域に分かれるかな?
 ただ夏の東丹沢は山ビルのメッカなので、その時期は避けたいところ。
 入門者・初級者には、大山登山はいかがでしょう。
 大山詣で、昔から登られている山です。
 さらに上を目指す方は、絶景の塔ノ岳を経験するのもいいかな?
 くれぐれも初めて登る山に選ばないほうが無難。
 たぶん登山が嫌いになるかも…
 大倉尾根(通称:バカ尾根)という体力と気力を削ぐ登りなので。
 どらが個人的に好きなのは、西丹沢の山々です。
 シロヤシオで有名な檜洞丸とか、滝めぐりができる畔ヶ丸とか。

中央線沿線の山
 新宿からJR中央線でアクセスする山々です。
 大月駅までの山々と、大月駅以降の山々でイメージが変わりますよ。
 急に山深くなる…
 どの山も富士山の展望がいいのが特徴かな。
 駅から駅の登山コースも多いので、手軽さからいったら一番でしょう。
 入門者・初級者には、いわずとしれた高尾山
 いろんな楽しみ方ができる、ある意味、奥が深い山と言えますね。
 どらも好きで、高尾山のコース紹介をブログ発表しています。
 さらに上を目指す方は、大月市の秀麗富嶽十二景の山々はいかがですか?
 富士山展望の山々が選定されています。
 どらが個人的に好きなのは、小金沢連嶺(甲州アルプス)の山域かな。
 大菩薩嶺から南に降りてゆく稜線の山々ですね。
 なんといっても富士山の展望と、解放的な登山道が魅力的ですよ。
 この山域を経験したら、登山にはまること間違いなしと断言します(本当?)

 千葉や三浦半島、伊豆の山もありますが、今回は割愛。
 理由はどらの自宅から遠いから(ナンチャッテ)

(おしまい)