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お知らせ

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2021年1月8日

緊急事態宣言と登山方針

最近の政治家の皆さんは、笑いをとるのが上手ですねぇ~
年末のGotoトラベル停止発言直後の総理の夜の会食とか…
その会食が問題となっている日の夜の五輪相の予約制の寿司屋会食とか…
地方に目を向けると、地方議員の宴会・忘年会の開催とか…
あげくはクラスターまで発生させていましたね(なさけない…ハァー)
国民の多くが(自分も含めて)忘年会の開催を見合わせているのに…
意識レベルが国民の方が高いというか?(苦笑)

今回も信じられないことを、信じられないタイミングでやってくれました。
テレビを見ていて、思わずコーヒーを吹きだしてしまいましたよ~
国会議員の新しい会食ルールが「4人以下で午後8時まで」だって!
そうまでして、会食したいのかなぁ?
意見を聞くのが仕事なんて言い訳していましたが、それならば、
お酒抜きの会議室でやるか、リモートでいいんでは?と思います。
仕事ならね!
しかもタイミングが緊急事態宣言が発表される前日とは?
医療関係者の発言(叱咤のような気がしますが)で、撤回されたのが幸いでした。

さて政府の緊急事態宣言を受けて、都からも都民に要請が出されました。
▼特に午後8時以降の外出をやめること
▼買い物や通院など必要な外出も短時間で済ませること
不要不急の都や県をまたぐ移動を自粛すること
9日からの3連休もできるだけ自宅で過ごすこと

当会も都の要請を受けて、以下の方針とさせていただきます。
▼2月7日までのすべての計画を中止します
▼再開(出口戦略)は政府と都の基準だけではなく、以下の基準を追加します
  日帰り登山  陽性率(1週間平均)が5%を下回ること
  テント泊登山 陽性率(1週間平均)5%を下回ること
  小屋泊登山  陽性率(1週間平均)3%を下回ること
▼行先の自治体の方針の発表に従うこと
▼宿泊の場合には宿泊先の方針に従うこと
  
政府と都の基準だけでは、自分達を守れないだろうなぁと感じています。
よって「政府と都の基準+当会の基準」の両方のクリアが必要でしょうね。

陽性率推移のグラフ化
データ元: 東京都公式発表数値(2021/1/8現在)
陽性率の算出計算式:
 判明数(PCR・抗原)移動平均/検査人数(=陽性判明数(PCR・抗原)+陰性判明数(PCR・抗原))移動平均
 ※PCR検査の日にちのずれにより、陽性率の数値は時々修正されることがあります 


2021年1月5日

緊急事態宣言か!?

緊急事態宣言の話でマスコミが大騒ぎです!
ここにいたっては「時すでに遅し」だと思いますが、やらないよりはましかな?
実際、対策が後手後手なこと、やってることがちぐはぐ、
戦略性もないし、リーダーシップも全く感じられないし…
まあ政治家自身が飲み会をやっているようでは、説得力はないでしょうねぇ~

国民の大部分は、自覚して行動をしていると思います(キッパリ!)
そう考えると、今、自覚して行動しない人は何をやってもいうことを聞かない人。
要は「自分の考え>他人の迷惑」な人達です。
特措法を改正していればと…つくづく思いますね。
充分な時間はあったのに国会審議もしていないなんて、
与党も野党もずっと何をしていたんでしょうね。
結果論ではなく、はっきり言って政治の不作為です。

ついに陽性率の3週間の上昇パターンが崩れて、上に突き抜けました。
1月3日時点の陽性率はなぁ~んと12.9%!
急角度の上昇となり、市中感染が広がっていることを示しています(泣)
クリスマス、忘年会などの大騒ぎが主要な原因でしょうねぇ。
感染の流れを要約すると、
人同志の濃密な接触→感染→家庭への持ち込み→家族への感染
要は最初の濃密な接触を減らさない限り、感染は押さえられないということ。
信用できない政治は政治と割り切って、自分の身は自分で守らねば!

陽性率推移のグラフ化
データ元: 東京都公式発表数値(2021/1/5現在)
陽性率の算出計算式:
 判明数(PCR・抗原)移動平均/検査人数(=陽性判明数(PCR・抗原)+陰性判明数(PCR・抗原))移動平均
 ※PCR検査の日にちのずれにより、陽性率の数値は時々修正されることがあります 


2021年1月1日

新年のご挨拶(笑)

あけましておめでとうございます。
本年もゆるふわ山の会峠の涼風
よろしくお願いします
2021年元旦

右の写真は、甲州アルプスの中にある
奥ノ雁ヶ腹摺山
日本一名前の長い山と言われています。
ひらがなで14文字になります。
大月市が選定する秀麗富嶽十二景の
二番山頂ですね。

2020年12月29日

記録動画をまとめました

峠の涼風2020年の山行記録動画が完成しました。
新型コロナの影響で、在宅率があがったこと。
そして計画中止が多く時間的な余裕ができたので、
早めに着手できたからかな(笑)







思えば峠の涼風は、ブログの初記事が2015年5月20日でした。
このときは偶然、
岡田准一主演の映画「エヴェレスト・神々の山嶺」のロケに遭遇することに…
阿部寛さんが屏風岩にずっと宙吊りになっていましたね。

会の初山行は、2015年8月7日の棒ノ嶺でした。
この時奥多摩側から登ったんだけど、
真夏のかんかん照りの道でコースを間違えたんだよね。(苦笑)

それでは山行記録動画を紹介します。
     コロナ禍のため、今年は15回の山行となりました。
<内訳へ>

2020年12月25日

コロナと正常性バイアス

人間って基本的に「自分にとって都合の悪い選択を無視する」傾向があります。
これを正常性バイアスといいます。
実は危機管理の世界では、これが致命傷になるんだよね。
ここ10年ぐらいを見ても、これが原因のいろんな事故が起こっています。
東日本大震災では、
東京電力は「津波の想定において最悪の潮位基準を無視した」
高齢者の自動車事故の頻発も同じ心理状態が原因です。
「自分はベテランの運転手だから大丈夫」ってね。

アウトドア事故でも、同じようなケースがありました。
13人が死亡した西丹沢の玄倉川水難事故(1999年8月)では、
再三の撤退勧告に対してキャンプ続行を選択。
・せっかく来た楽しいキャンプを中止するという都合の悪い選択を無視する

高校生8人が死亡した那須の雪崩事故(2017年3月)もありましたね。
雪崩が発生する積雪量があったにもかかわらず、危険な場所で計画を続行。
旅館に待機中の責任者は無線をつけておらず、現場からのSOS無線に対応できず。
・計画を中止、あるいは変更するという都合の悪い選択を無視する
・責任者は無線を持っておくという面倒な選択を無視する

奥多摩の三頭山でも13人の雪山遭難事故(2018年3月)がありました。
・駅で注意喚起されたにもかかわらず、自分たちは大丈夫と無視する

自分に置き換えて考えてみても(ちゃんと反省していますからね)、
こんなヒヤリハットの経験(正常性バイアスの事例)がありました。
・通行止めのトラバースで、崖側の底が抜けて滑落しかけた(奥多摩金剛の滝)
・積雪の沢コースで、アイゼンを装着せず5mほど滑落した(倉岳山月尾根)
※ヒヤリハットについては「登山とハインリッヒの法則」という記事あり。

陽性率推移のグラフ化
データ元: 東京都公式発表数値(2020/12/17現在)
陽性率の算出計算式:
 判明数(PCR・抗原)移動平均/検査人数(=陽性判明数(PCR・抗原)+陰性判明数(PCR・抗原))移動平均
 ※PCR検査の日にちのずれにより、陽性率の数値は時々修正されることがあります