久しぶりの平日山行。
春の妖精たち目的だったんだけど、弓立山の絶景にびっくり!
一粒(1日)で二度おいしい山歩きでした。
さてハナモモに始まり、早春のお花さんたちとの出会い、
360度の絶景で感動の弓立山、さらに自由気ままな山歩き。
最後には、1年前に雷で断念した上谷ノ大楠へも大きく迂回しました。
山の中をウロウロしては、あっちへほい、こっちへほいと写真撮影に専念!
標識のない道が錯綜するので、方向だけを見定めてのコンパス下山が続きます。
低山の里山なので、どっかへ出るはずと…
出たことは出たのですが、民家の庭でした(ごめんなさいと通過…)
確信犯じゃぁないですよ、単なる迷い人です(苦笑)
それからの鼻歌はもちろん渡辺真知子さんの「迷い道」
現在過去未来…♪
ひとつ曲がり角 ひとつ間違えて 迷い道くねくね~♪
3月29日(水)奥武蔵
桃木~弓立山~上谷ノ大楠
コース:所要時間5時間
JR明覚駅~せせらぎバスセンター~桃木地区~男鹿岩~弓立山~
大附~上谷ノ大楠~越生梅林~JR越生駅
桃木~弓立山~上谷ノ大楠 |
明覚駅~せせらぎバスセンター~桃木地区
車の通行量が多く、本日一番リスキーな道かな?
ハナモモと桜の競演が続く道に感動のスタートでした。
桃木地区手前で「車両は通行できません」の細い道を発見。
「車両は…」ということは「歩行者はOK」と躊躇なく、その道へ突入。
ショートカット成功です(笑)
桃木地区~男鹿岩
この区間は桜が見事でしたね。
上を見上げると終盤の桜があざやかに…
時々の春風に秒速5㎝で花びらが舞い落ちてきます。
こちらは「君の名は」と違って、幼馴染のすれ違いのほろ苦いストーリーです。
登山口が通せんぼ? |
桜の道が続く |
反対側から登れそう 高さは4mぐらいかな? |
この上に立ってバンザイ! |
男鹿岩~弓立山
男鹿岩を過ぎると山頂はすぐそばでした。
低山にかかわらず、貸切の360度の展望が広がる草原です。
ここでお昼休憩。
休憩後は大の字に寝そべるどら(誰もいないとやりたくなる)
周りを見るとミツバツツジが咲いている。
足元にはタチツボスミレがあっちこっちに…
色の濃いスミレを見つけて近づくと、アカネスミレでした。
山座同定標識が東西南北に設置してあります。
奥武蔵・秩父の山々が一目瞭然なのはありがたいね。
都幾川町が眼下に 南北と東は開けています |
西側だけ少し樹林が邪魔 奥に笠山が見えますね |
弓立山~大附~上谷ノ大楠
弓立山から大附へは、道が錯綜しています。
ずっと舗装路を下る簡明策もあるのですが、それでは芸がない。
ということで、小さな脇道があればと挑戦してみました。
まあそれが、人んちの庭を通るという失態につながるのですが…
たくさんのハナモモに満足 |
ミツバツツジも鮮やか |
舗装路に出ても見ごたえあり |
サクラとミツバツツジ |
サクラも満開 |
赤の競演 |
さらに下っていくと、いこいの里の脇に南方向へ延びる小道がある。
越生駅へ向かう東南方向よりは面白そうだな…と。
去年大雨で行けなかったところだ!
空模様を確認し、雨は大丈夫と判断。
さらに遠回りですが、ここは挑戦の一択です。
遠回りをしたため、ここからは長い舗装路歩きになります。
越生梅林到着時にバスの時刻表を見たら、1時間以上の待ち時間!
急に足が重くなりました(苦笑)
最後に出会った妖精たちを紹介します。
左から
・タンポポ(蒲公英)
・オオイヌフグリ(大犬陰嚢)
・ハコベ(繁縷)
左から
・モミジイチゴ(紅葉苺)
・クサイチゴ(草苺)
・ヘビイチゴ(蛇苺)
左から
・タチツボスミレ(立壺菫)
・アカネスミレ(茜菫)
・マルバスミレ(丸葉菫)
左から
・シャガ(射干)
・カキドオシ(垣通し)
・ヤマブキ(山吹)
ふと気づくと、迷い道を口ずさんでいました。
4月は海がらみの計画が2回も。
そうすると渡辺真知子さんの「かもめが翔んだ日」だな。
歌詞に三浦半島が出てくるユーミンの「海を見ていた午後」もいいかな。
この歌だと日没まで帰れないかもしれない(苦笑)
山本コータローさんの「岬めぐり」もありだね。
これだと歩行速度がアップしそうで文句を言われそう(笑)
(おしまい)