そして口に入れようかなと悩んだりしたりして…
今回の科学の目は、木苺(キイチゴ)について
書いてみますね(笑)
実は、峠の涼風の2021年4月山行で、
たくさんのモミジイチゴの花に出会いました。
あの花たちが、もうすぐおいしい果実になるんですよ。
たぶん、5月末から6月初旬が収穫時期かな。
コロナが落ち着いたら、イチゴ狩りに行こうかなと密かに狙っています。
さて木苺といえば、一番有名なのはラズベリーですね。
これは食用で栽培されているので、山の中で出会うことはないのですが、
野生の木苺にも、食べられるものが多いんですよ。
ということで、主なものをリスト化してみました。
参考にしてくださいね。
お勧めは冒頭に記載したモミジイチゴです。
そのまま食べてもいいし、ジャムにするのもお勧め!
次ページでは、それぞれの写真を載せます。
毒はないので、見つけたら口に入れてみてはいかが?
ただし地面近くの物は、動物の排泄物などの心配があるので、
注意して下さいね(食べるのは自己責任ですよ)
クサイチゴ
よく林道脇に咲いているでしょ。
そのまま食べてもいいし、ジャムにするのもOKです。
ニガイチゴ
この花もよく見かけますね。
甘味はあるのですが種に苦みがあるので、あまりお勧めしません。
苦みがあるのでちょっと… |
モミジイチゴ
木苺で一番おいしいと思います。
ジャムにしたことはないので、一度、作ってみたいかな?
それだけの量をとるのが大変だけど…ね。
おいしそうでしょ(笑) |
クマイチゴ
こちらもおいしいですよ。
日向で育ったものは甘味は強いですが、日影のものは酸味が強くなります。
酸味と甘みのコラボ! |
ナワシロイチゴ
味はいまいちなので、生はお勧めできないかな?
砂糖を加えてジャムにするならOK !
あまりおいしくないよ! |
バライチゴ
名前のとおり、葉っぱがバラの葉っぱに似ています。
甘酸っぱい味が特徴です。
酸味が好きな人にはお勧め! |
フユイチゴ
名前のとおり、冬(11月~1月)に実が熟します。
食べられますが、美味しさはいまいちかな?
ヘビイチゴ
これは、口に入れるのはやめたほうがいいかな(苦笑)
ほんの少しの甘みがある薄い味です。
酸味が一切ないので、それが逆に美味しくない理由かもね?
味も素っ気もないイチゴ… |
登山中に、おやつを現地調達できたらいいですね。
得した気分になりますよ。
山に行くと、こういった実を食べるタイプと食べないタイプに分かれます。
簡単に言うと、冒険タイプと慎重タイプかな?
慎重タイプの人にも、モミジイチゴはお勧めですからね。
いちど、口に入れてみてはいかが?
(おしまい)