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2021年5月24日

計算式で考えるワクチン接種

いよいよ5月24日から、大規模ワクチン接種が始まりました。
政府は7月末までに高齢者の摂取を終わらせたい意向ですが、本当に可能でしょうか?
さらに一般の方の摂取は、いつ終わるのでしょうか?
実は東京都の高齢者数は、3,111,000人(5/15発表)です。
現在まで1回の摂取が終わった方が72,000人(5/16発表)だから、
接種率は2.1%(72,000人÷3,111,000人)、未接種の方は3,039,000人になります。
最近の摂取数は15,000回前後(1日あたり)ですね。
この数字は頑張っての数字、予約が殺到している元での数字なので、
対応する医療従事者・接種場所を劇的に増やさない限り限界の数字でしょう。

さてここから計算してみます。
※細かいので、結果を知りたい方はグラフだけ見てくださいね。
<計算するための定義>
大規模摂取センター以外の摂取可能数:15,000回(1日あたり)
大規模摂取センターの摂取可能数:10,000回(1日あたり)※政府発表
ただし対象が一都三県で東京都以外からの参加者もいます。
高齢者が対象と考えると都心に近い方で、以下の計算式の方は会場に来るのかな。
 地元の予約を待てない人(20%)×行くことに躊躇しない人(20%)=4%
 あまり影響しなさそうなので無視できるかな(苦笑)
さらに3週間後には、2回目の摂取が始まります。
これは3週間後からは、接種1回の数が減少することを意味します。
よって、6月14日からは摂取済の方を引いて計算しましょう。
結果グラフ

東京都の高齢者の1回はワクチン接種をした方は、最高にうまくいって59%ですね。
あとはこの数値にどこまで迫れるか?かな…
感覚的には、40%台のどこかというところかな(苦笑)

陽性率は下げ止まり始めました(5.8%が続く)
人流は第3波レベルの減少を示しています。
本来の感染者数はもう少し下げてもいいのですが、変異型の影響かな?
下がりませんね(涙)

陽性率推移のグラフ化
データ元: 東京都公式発表数値(2021/5/23発表)
陽性率の算出計算式:
 判明数(PCR・抗原)移動平均/検査人数(=陽性判明数(PCR・抗原)+陰性判明数(PCR・抗原))移動平均
 ※PCR検査の日にちのずれにより、陽性率の数値は時々修正されることがあります 


峠の涼風の計画はどうしようかな?
緊急事態宣言中は公式の計画はどうしようかなぁ(泣)
感染対策を徹底しての少人数計画は、まあ、いいのでしょうねぇ。
ただし、飛沫が飛び交うような場所や場面は避けましょう。