まん延防止等重点措置が発行されたのが1月21日ですが、急速に拡大率が下がり始めたのがその10日以上前のことなので、政府や都のまん延防止措置措置の効果ではなく、都民の自発的行動自粛の結果であることが見て取れます(日本人の自己を律する資質ってすばらしいですね)
と言っても拡大率が1.1倍(1.0倍で感染者数横ばい)なので、感染者数の拡大は続くことになります。1.1倍だって倍々ゲームですからね。数字だけ見ていると、来週2月1日の週がポイントかな?ここで1.0倍に向かって下がって行かないと感染者数のピークは見えないでしょうねぇ(泣)ちなみに日々の感染者数は、前回の記事どおり、1月末段階では予測値の17000人(瞬間最大風速で20000人)レベルでしょうか。
あと怖いのはステルスオミクロン株の動向です。
京大の西浦教授は、ステルスオミクロン株(BA.2)は従来のオミクロン株(BA.1)に比べて実効再生産数(1人が何人に感染させるか)が18%増しだと発言しています。デンマーク・イスラエルでは急速に置き換わりが起こっており、日本でも同じことが起これば、ピークを打つ前に次の感染拡大が起こるという悪夢の再現です。
実はオミクロン株置き換わりによる現在の第6波は、最初の国内患者発見から1ヵ月強で現状の感染者数に至っているとすると、それの18%増しの拡大!
恐ろしいことになるなぁ(泣)