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お知らせ

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2024/04/07 鳥海山(7/26~7/29)の募集を締め切りました

2019年4月1日

新元号「令和」万葉集の山はどこ?

新元号が「令和」に決まりましたね。
なんでも、万葉集からの出典だったとか…

梅の花の歌32首の序文からとのこと。
初春の月(れいげつ)にして、
気淑(よ)く風ぎ、
梅は鏡前の粉を披(ひら)き、
蘭は珮後(はいご)の香を薫す

どらも古典の話が大好きで、
当ブログでも温故知山というコーナーを設けています。
万葉集話題の記事もいくつかアップしていましたね^^

当ブログ「温故知山の山登り」から
  03. よこやまの道、万葉集に誘われて(2016年3月9日の記事)
  12. 万葉集のアンサーソング 大山(2016年11月28日の記事)

関東地方の歌は、防人の歌・東歌として、数多くが万葉集に収められています。
夫婦、恋人、親子の別れを詠んだ素朴な歌が多いようです。
さてふと思ったのですが、万葉集で詠われる山は、どんなところがあるのかな?
関東限定で調べてみました。

大山(神奈川県) ※相模嶺は大山を指すと言われています
 相模嶺(さがむね)の 小峰見そくし 忘れ来る
 妹が名を呼びて 我を音し泣くな
 
多摩丘陵(東京都) ※よこやまの道と呼ばれています
 赤駒を 山野に放し 捕りかにて
 多摩の横山 徒歩ゆか遣らむ
 
矢倉岳(神奈川県) ※古名:可鶏山
 ・足柄の 我を可鶏山の 穀の木を
 吾を誘さねも 門さかずとも
 
新田金山(群馬県) ※古名:新田山/小新田山
 ・新田山 嶺には着かなな 吾に寄そり
 間なる子らし あやに愛しも
 ・白遠ふ 小新田山の 守る山の
 末枯れせなな 常葉にもがも

筑波山(茨城県) ※そのままですね
 ・筑波嶺の 裾みの田居に 秋田刈る
 妹がり遺らむ 黄葉手折らな

榛名山(栃木県) ※古名:伊香保嶺(いかほろ)
 伊香保嶺に 天雲い継かぬ まづく人と 
 おたはふいざ 寝しめとら
 ・伊香保嶺の 沿ひの棒原 ねもころに
 奥をなかねそ まさかしよかば
 ・伊香保嶺の やさかのゐでに 立つ虹の
 現はろまでもさ 寝をさ寝てば
 ・伊香保嶺の 沿ひの棒原 我が衣に
 着きよらしも よひたへと思へば

う~ん、榛名山多いですね^^;
峠の涼風でも、5月12日(日)に新元号記念の臨時山行を計画しようかな^^
名づけて、万葉集の山へ登ろう!

(おしまい)

2019年3月18日

春の女王「カタクリ」 奥多摩編

春の女王の名にふさわしい
気品漂う「カタクリ」
いよいよ奥多摩にも、お花の季節がやってきます。
そして初春を代表する花といえば? 
桜?梅?桃? 人によって違うかな…
どらは街中で見られる花よりも、
健気に咲く山野草のほうが好きかな^^
初春の山を彩る季節の前奏曲。
春の妖精(スプリングエフェメラル)とも呼ばれています。
なかでも、その女王と呼ばれているのが
春の女王、カタクリですね。


カタクリはどんな花?
花期は3月下旬から6月初旬ぐらいまで。
下向きに咲く紫色の気品のある姿で、女王の名にふさわしい花ですね。
花言葉は「初恋」「寂しさに耐える」など。
カタクリの寿命は意外に長く、4~50年と推定されているそう…
花が咲くまでに7~8年かかると言われています。
だから、「寂しさに耐える」なのかな…
さて名前からも想像できるように、昔は片栗粉の材料とされていました。
一本一本の姿も写真映えしますし、群落になると見ごたえがあります。

奥多摩のどこで咲いてる?
奥多摩にも、いくつかのカタクリの群落があります。
花の百名山と言われる御前山、登山口の斜面一杯に広がるカタクリ山、
登山道の途中に拡がる浅間嶺、神社の斜面に広がる青梅の天祖神社などなど…
それぞれを紹介します。


2019年3月11日

初春を彩る妖精たち 夕焼小焼~日影沢

今年も初春を彩る妖精たちに会いたいな…と
マイナールートからアプローチしてみました。
見頃には1週間ほど早かったようですが、
かわいい蕾さんとお年頃の妖精さんの組み合わせもいいものですよ^^
夕焼小焼から北高尾を越えて小下沢へ
かわいい妖精さんに癒されました












3月9日(土)高尾周辺
行先:小下沢~日影沢
参加者:よっちゃん、かずちゃん、ぷう、め-ちゃん、こまくさ、どら
コース:撮影時間が多いので所要時間の記載はありません
高尾駅=(バス)=夕焼小焼BS~黒ドッケ~杉ノ丸~無名のピーク(お昼)~
狐塚峠~小下沢~ザリクボノ滝~小下沢~日影沢~高尾梅郷~高尾駅

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