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2021年8月17日

医療崩壊、真っ只中!

救急病院(東京市部)で、こんな事例を目の当たりにしました。
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対象日時:8月11日(水)夜間帯
救急隊から病院への搬送依頼:41件
受け入れ出来た患者数:12件(29%) ※12件÷41件
受け入れ不可の患者数:29件(71%) ※29件÷41件
受け入れ不可のうちコロナ関連の患者数:23件(56%) ※23件÷41件
 <コロナ関連患者の内訳>
   コロナ陽性者(自宅療養者):13件(57%) ※13件÷23件
   コロナ陽性疑いの患者数  :10件(43%) ※10件÷23件
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上記は救急隊経由だけの数字で、直接の個人経由(本人・家族・友人)の連絡や
療養施設・入院調整委員からの連絡もあります。
   個人経由の連絡:6件
   療養施設(ホテル)からの連絡:5件
   調整委員(保健所)からの連絡:2件

当日救急隊から直接聞いた話(救急隊自体の泣きが入ったケース)では、
   所要時間:8時間+アルファー(最終時間不明)
   連絡範囲:東京都全域(島部は除く)の全救急病院対象
   状況  :1巡目では見つからず、2巡目に入る
        救急隊は途中交代の3隊目(他の救急搬送があるため途中交代)

これは間違いなく医療崩壊でしょ(泣)
泣きが入ったケースは特殊事例ですが、そこまで行かなくても、
23区内では見つからず、遠くの市部への搬送依頼は頻繁にあります。
こうなることは分かっていたはずで、先手を打たない政府と東京都はどうかと思う。
以前に正常性バイアスのことを書きました(12/25の記事
人間って基本的に「自分にとって都合の悪い選択を無視する」傾向があります。
自分はコロナにかからない(かかっていない)と信じて動き回る人たち。
ワクチン接種率の増加で、6月時点では楽観的に考えていた政治家たち。
同じだよなぁ~

陽性率推移のグラフ化
データ元: 東京都公式発表数値(2021/08/16現在)
陽性率の算出計算式:
 判明数(PCR・抗原)移動平均/検査人数(=陽性判明数(PCR・抗原)+陰性判明数(PCR・抗原))移動平均
 ※PCR検査の日にちのずれにより、陽性率の数値は時々修正されることがあります 


本日(8/17)、緊急事態宣言の再延長(9/12まで)を発表予定だそうです。
こうならないチャンスは、実は6月20日のまん延防止法等重点措置への移行かな?
あれって、陽性率が4.4%と反騰し始めた怪しい状況だったんだよね。
緊急事態からまん延防止への移行って、まったく逆の行動なんだよなぁ。
緊急事態宣言が効かないからと言ってたけど、何か変だよ…
まあ、なるべくしてなった結果かな。
菅総理は、以前はワクチン接種効果のアピールだけ。
最近は抗体カクテル療法のアピールだけ。
法整備が追いついていないから厳しい措置がとれず、お願いベースだけ。
国会議員が仕事をしていないよね(与党は逃げるし、野党は枝葉の追及だけ)
党利党略ではなく、国民の事を考えて…と言いたい(怒)

さて峠の涼風の現在の方針は、
8月 計画は全面中止
9月 8月の状況で考える
10月以降 行先と開催日だけを発表

最後の峠の涼風の山行は、4月18日「御前山」でした。
ほぼ4か月ほど開催できていません(泣)