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2022年2月26日

義経伝説の道 顔振峠

 今年のNHKの大河ドラマは「鎌倉殿の13人」ですね。最近の大河ドラマは見ていなかったのですが、今年は妙に見入ってしまいました。
 北条義時(役:小栗旬)が主人公なので、ちょっと地味かな?と思っていたのですが、主役以外の登場人物が誰もが知っている有名人なので、なかなか面白い。
 源頼朝(役:大泉洋)、北条政子(役:小池栄子)などの役者が味を出しています。敵役の平清盛(役:松平健)の迫力もすごいですね。後白河法皇(役:西田敏行)と頼朝とのギャグのような夢のやりとりも、硬くなりがちな歴史物語の緊張をほぐしてくれます。
 前回の放送(2月20日)では、ドラマは前半のハイライトのひとつ、平家滅亡の立役者、源義経(役:菅田将暉)の登場で終わりました。


 さて悲劇の武将、源義経はその悲劇性も相まって、各地に義経伝説を残しています。関東では奥武蔵の顔振峠(こおぶりとうげ/かおぶりとうげ)が有名ですね。
 江戸時代は「かおぶり」と呼ばれていたそうですが、最近は「こおぶり」と呼ばれることが多いそうです。伝承では、頼朝の追討を受けての逃避行中に、お供の弁慶とのやりとりで、この峠のあまりの絶景に振り返って感嘆したとか!

それでは、顔振峠を通るハイキングコースを紹介しましょう。


駅から駅コース A
顔振峠から越上山へ
 駅から駅の手軽なコースなら、このコース取りかな?
 西武鉄道のハイキングマップでも紹介されていますね。
 標準歩行時間 :4時間30分
 コース:
 吾野駅→(65分)顔振峠→(25分)諏訪神社→(25分)越上山→(50分)
 五六峠→(30分)エビガ坂→(15分)ユガテ→(60分)東吾野駅 

駅から駅コース B
顔振峠から関八州見晴台へ
 Aコースとは逆に西へ向かうコースですね。
 絶景の関八州見晴台へ向かいます。
 標準歩行時間:4時間10分
 コース:
 吾野駅→(65分)顔振峠→(30分)傘杉峠→(30分)花立松ノ峠→(30分)
 関八州見晴台→(20分)高山不動尊→(20分)石地蔵→(55分)西吾野駅

平安末期に思いをはせて、義経伝説の道を歩くのはどうでしょうか?
顔振峠の見晴らしは絶景で、休憩するにはもってこいの場所です。
三つの茶屋(顔振茶屋・平九郎茶屋・富士見茶屋)がありますよ。
ちなみに入店したことはないので、どこがお薦めかは不明。

(おしまい)