2023年夏場の登山計画はすべて中止しています。
会員の皆様にはご迷惑をおかけし、申し訳なく思っています。
実は6月15日に鬼怒川温泉のホテル内で足を滑らせて転倒しました。その時は左足首の痛みだけだったので氷で冷やし、翌朝病院に行くつもりでした。ところが深夜過ぎから痛みがどんどん強くなり、朝には全く動けない事態に!
人生初の救急車を呼ぶ大騒ぎになりました(涙)
医者からは「よく朝まで我慢できたね」と…
原因は油断なんですが、登山にも通じるところがあるような気がするので、自己分析記事を書いてみました。
事前計画
尾瀬の田代山へ登る予定で電車の時刻表を調べたところ始発でもギリギリ。
途中の乗り換え時間にも余裕がなく、前泊で行くことにしました。
そこでついでなので、もう一山登ろうかと…
経緯
6月15日(木)
大平アルプス(大平山~晃石山)
大平山神社のあじさい坂と組み合わせしてみようと出発。
午後から雲行きが怪しくなったので、大平山だけで切り上げる。
下山後に、おいしい料理とビールジョッキ×2杯で一人乾杯。
鬼怒川温泉某ホテル到着
電車移動し、次の行先までの中間地点で宿泊
到着した解放感から、缶ビール(500㎖)を飲む
某ホテル事故現場
温泉が外にあるホテルで、裏口からお風呂へ向かう
酔ってはいませんが(と思う)、ビール3杯入っているしなぁ
左手にビニール傘、右手に着替え、足はサンダル、
そして地面は雨に濡れた石畳(しかも下り)
危険な臭いがプンプンしますね。
そして案の定、左足をスリップして転倒!
左足を捻って動けず、周りには誰もいない、雨は降り続く(涙)
30分後にようやく宿泊客が通ったので、フロントへ連絡。
ロビーに連れて行ってもらい、氷でアイシング。
救急病院へ連絡して、明朝タクシーで向かうことに。
深夜過ぎから痛みが増悪するも我慢(一睡もできず)
6月16日(金)
朝5時ごろ、痛みが強く体を動かすだけで左足に響く。
これはタクシーでは行けないなと、救急要請に至る。
日光市の某救急病院に搬送される。
診察結果
左足首内足側に骨折2か所。腓骨上部に骨折1か所。脛の2本の骨の間が緩む。
6月19日(月)手術
太いワイヤー2本、細いワイヤー1本、脛の骨は2本の紐で縛る。
全治2か月の大怪我でした。
自己分析
状況を考えると、油断の一言。
登山の場合だと、雨が降る岩場でしたら滑ること前提に注意します。
ホテル内ということもあって、全く意識が向いていませんでした。
さらに両手も空いておらず、アルコールも入っていた。
履いているのは滑りやすいサンダル。
これは起こるべくして起こった事故だなぁと反省しています。
浮かれていたんだよね(苦笑)
幸いにも登山保険の補償対象内ということで、
入院費・手術費・リハビリ通院費は実費保障となりました。
登山中ではないけど、傷害特約の補償内だそうです。
入っていてよかった、と実感しています。
保険の約款ってあんまり見ないけど、みなさんも一度目を通されれば。
(おしまい)