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お知らせ

お知らせ
2024/04/07 鳥海山(7/26~7/29)の募集を締め切りました

2020年11月1日

あっちこっち通行止め! 岩殿山

いつでも行けると後回しにしていた岩殿山。
戦国時代に最後の最後に武田氏を裏切り、武田滅亡の引き金を引いた
小山田信茂の山城があった場所ですね。
ただ本人はその後、織田信忠(信長の長男)に許しを申し出るものの、
裏切りの不忠を咎められ、処刑されてしまいました。
数々のお姫様伝話が残る岩殿山城ですが、
千鳥姫(側室)香具姫(娘)折花姫(城代の娘)の話が残っていますね。
千鳥姫は稚児落とし、香具姫は松姫、折花姫は姫次で有名です。
さて、大月駅に近い登山口はすべて通行止めでした。
仕方がないので、大きく東へ回り込んだ畑倉登山口からの入山になります。
注目の2ケ所の鎖場も、スリル満点のトラバース鎖場が通行止めで迂回…
ちょっと残念だったかな(苦笑)

10月27日 岩殿山(中央線沿線)
参加者 ひまわり、あみ~、どら
コース: 所要時間 4時間15分
大月駅~畑倉登山口~鬼の岩屋~岩殿山」~鎖場①~鎖場②迂回路~
天神祠~稚児落とし~公民館前~大月駅
岩殿山登山コース
垂直鎖場と稚児落とし












大月駅~畑倉登山口~鬼の岩屋~岩殿山
残念ながら、東側から北へ回り込む畑倉登山口を目指します。
途中で、道が分かれるY字路があったのですが、
「どっちかな?」と悩んでいると、
地元の人が親切に教えてくれました(やさしいなぁ)
街中の道が一番難しい…これ、山登りする人は実感でしょうねぇ~
まずは、鬼の岩屋へ寄ります。
本日は水は流れていませんでしたが、なかなか雰囲気のある所ですね。
そして道を少し戻り、山頂を目指します。
途中で、本日初めての登山者が休憩していました。
ほどなく山頂へ到着。少し物足りないかな?
鬼の岩屋
岩殿山頂
奥は九鬼山かな?
大月市街と道志方向












岩殿山~鎖場①~鎖場②迂回路~天神祠
岩殿山を過ぎると、ここからが本番です。
まずは南西へ向かって大きく下ることに。
途中に季節外れのヤマツツジが咲いていました。
人間でも天邪鬼はいるしね(はい、自分のことだと自覚してます…)
そして、1回目の垂直鎖場へ!
まあこういうコースがないと、今日の登山はつまんないしね(苦笑)
ただ左右上下の視野が狭いので、スリル感はないかな…
2回目の兜岩へ向かうトラバース鎖場は通行止めでした。
こちらは下が切れ落ちているので、スリル感満載なんですが…
う~ん、残念です!
迂回路のロープ場も急くだりで、違った意味でスリルあるかも?
なんといっても、すべったら下半身がドロドロになる(苦笑)
下記は垂直鎖場を登るところ。
やっぱり上から撮ると、いまいちだなぁ~














天神祠~稚児落とし
尾根筋を戻ると天神山ですが、それは面倒なのでパス!
千鳥姫の伝説が残るスリルの稚児落としへ向かいます。
稚児落としは、織田軍に追われた千鳥姫一行が逃走した通過点ですね。
大泣きする子供を、織田軍に見つからないように、岩壁から投げ捨てたとのこと。
なんだか哀しい話です。























稚児落とし~大月駅
ここからは、なんということはない下山ですね。
所要時間で4時間15分!
歩き足りないとの声が…
今度歩くときは、「雁ヶ腹摺山~岩殿山」「花咲山~岩殿山」かな?

(おしまい)