ウクライナへのロシア侵攻、暗く悲しいニュースの連続です。
なんだか世界の枠組みの何かが変わりそうな、歴史の転換点になりそうな…
ロシアの目論見が通るのか?あるいはロシアの終わりの始まりなのか?
結果、新しい東西冷戦が始まるかもしれません。停戦交渉が始まりましたが、悲しい予測ですが、ロシア側は北京のパラリンピックが終わる3月13日までの停戦交渉の腹積もりの気がします。
ということで、久しぶりの音楽話題はいかがでしょう。
どらが初めてこの楽器のことを知ったのは、東日本大震災のあとで、あるバンドゥーラ奏者の日本語の歌を聞いた時でした。ウクライナ出身の女性ミュージシャンです。
初めて聞いた時、実は心が震え目が潤みました。素朴な音色、天使のような透き通る声、そして女神のような眼差し、本当に衝撃的でした。
その奏者はチェリノブイリの出身者で、原発事故で故郷を追われたそうです。
そして彼女の故郷の村は、地図から消えました(涙)
今回のニュースを受けた時に、その日のことを思い出し、聞き直してみました。
歌はジプリの人気アニメ「千と千尋の神隠し」の主題歌「いつも何度でも」です。
歌詞がいまのウクライナの状況にも合っているのが、やるせないですね。
歌詞の一節に
こなごなに砕かれた鏡の上にも
新しい景色が映される
なんだか考えさせられるフレーズでした。
ウクライナの人々の目に、温かく平和な新しい景色が拡がることを願います。
(おしまい)